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あなた本来の能力を引き出す!『自律神経を整える名医の習慣』書評

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いつも過去のできごとを後悔したり、未来に不安を抱いたりしながら生きている人と、いま現在に自分がもつ最大限の力をそそぎながら毎日を幸せに生きている人との違いは、

“良い習慣”を持っているかどうかだと、本書『自律神経を整える名医の習慣(小林弘幸著、』の著者はいいます。

良い習慣をもっていると、ふだんの生活の中で無用なストレスをためることがありません。無用なストレスがなくなれば、健康であり、仕事やスポーツでのパフォーマンスアップにもつながります。

本書は、外科医であり、自律神経研究の第一人者である著者 小林弘幸先生が自律神経を整えるのに役立つ習慣が紹介されています。いずれも毎日のちょっとした習慣として、実践しやすい内容になっています。

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「自律神経を整える習慣」が人生を良い方向へ導く

わたしたちの生命活動を、24時間365日支え続けているものーそれが自律神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経から構成され、内臓器官のすべて、とくに血管をコントロールしている神経です。心臓の働きや呼吸もコントロールしていることを思えば、自律神経はまさに、わたしたちの生命活動の根幹を支えているといえるでしょう。

つまり、自律神経のバランスが良いということは、生命活動のバランスが良いということなのです。(6ページより)

現代社会では、そんな生命活動に欠かせない自律神経を乱す要因に囲まれて生活していますー仕事での過度なストレス、生活サイクルの乱れ、将来の不安、運動不足…。

それらのストレス因子に対処して、自律神経のバランスを整える方法が、本書のテーマである“習慣”を身につけることなのです。

本書では、“自律神経を整えるための習慣”が次の8章にわたって紹介されています。

  1. 自由の習慣
  2. 時間の習慣
  3. セルフコントロールの習慣
  4. 休む習慣
  5. 健康の習慣
  6. 悩まない習慣
  7. 手放す習慣
  8. 一流の習慣

ここでは、心と体の健康に役立ついくつかの方法をとりあげてみます。

「自分でコントロールできること」、「いま自分がやるべきこと」に集中して行動する

集中

人がストレスをためるときは、自分でコントロールできないことに振りまわされていることがとても多いと著者はいいます。

例えば、朝の満員電車や、ソリの合わない上司、人から傷つくことを言われた、将来の不安や心配ごと、過去の後悔など。

不快なストレスにさらされていると、交感神経が上がりっぱなしです。

*交感神経は車のアクセルに例えられるように、「活動と興奮」に働きますが、上がりっぱなしだと健康を損なうことになります。

そこで悩みがあるときには、その悩みを「自分でコントロールできる要素」と「コントロールできない要素」に分けて考えてみます。

すると、いまの状況がどうであれ、無用な雑音に心を乱されることなく、いま自分がやるべきことだけに集中できます。そうして前向きに、着実に行動したほうが問題解決につながるのです。

「自分でコントロールできること」だけを突き詰めると、人生の操縦桿を自分でしっかり握っているような感覚で生きていくことができます。

これこそ、自由に生きるための前提となる姿勢であり、考え方なのです。(13ページ、自由の習慣より)

「冷えない体」をつくる

体の健康管理で心がけたいのは、「冷えない体」をつくることです。

自律神経の働きが低下すると、末梢血管が収縮することで血流が滞り、体温が下がります。

体温が下がると免疫力が低下し(免疫細胞の働きが弱まる)、感染症やがんにかかりやすくなります。

末梢の血流が悪くなると、筋肉の緊張が高まり、肩こりや腰痛ながります。また細胞や組織に十分な酸素と栄養素が届けられなくなり、体の正常な生理機能が発揮されなくなってしまいます。

頭痛やめまい、疲労感、胃腸の不快感、便秘なども自律神経のバランスが崩れることで生じていいる可能性もあります。

ウォーキング

「冷えない体」をつくるには、「運動」で血流を良くすることに加えて、「副交感神経の働きが高まる習慣」を取り入れることが大事になります。

副交感神経が高まることで末梢の血管が拡張し、血流がよくなります。

さまざまなストレスや生活習慣の乱れに加えて、男性では30歳代から、女性では40歳代から副交感神経の働きが低下するといわれています。そのため努めて副交感神経を高める習慣を心がけたいのです。

副交感神経を高める習慣として本書では、次のような方法が紹介されています。

  • 自分にあった睡眠時間(“ぐっすり眠れた”という感覚)を確保する
  • こまめに水分補給をする
  • 決まった時間に3食をとる
  • リズミカルな運動をする
  • 腸内環境を健やかに保つ
  • 深呼吸をする など

*仕事やスポーツのパフォーマンスアップには、「平常心」を保つことがカギになります→成功への自動運転,“無意識の力”を引き出す<読書評>『「意識しない」力』

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

あなたもぜひ、「自律神経のバランスを整える習慣」を実践することで、毎日を元気に充実してお過ごしいただければと願います。

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