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【書評】書く楽しさを思い出す!『読みたいことを、書けばいい。(田中泰延)』

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ブログやSNSで発信するのを続けていると、ときに書くことが思いつかなくて気が重たくなることがあります。そんなとき、タイトルに惹かれて本書『読みたいことを、書けばいい。(田中泰延著、ダイヤモンド社)』を見つけ、読んでみました。

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あなたは何のために書いていますか?

「文章術」のノウハウに関するものかな、という予想はあっさりと裏切られ、書くことの「動機」を再確認させてくれる本でした。

タイトルにもあるように“自分が読みたいものを書く”というのは、何よりも書いていることでまず、“自分が楽しくなる”から

しかし本書を読み進めていくと、それは決して自分の内面の想いを好き勝手に書き連ねろというわけではない、とわかります。

自分がその文章を読んで楽しむためには、“まだ誰も読んでいない文章を自分でつくる”必要があります。

すでに誰かが書いている内容であれば、改めて自分が書く必要もないし、そんな内容を読んでも面白くないというのが著者の主張。

まだ誰も読んでいない、自分だけのオリジナルな文章を書くためには、綿密な調査とくに一次情報にあたって、先達の積み上げてきたものを理解する−に加えて、すこしだけ新しいものを付加する方法をとります。

具体的には、ネット情報やまとめ本ではなくて、「図書館を利用する」のがオススメ。

図書館にある刊行物は、資料の質、数、人的サポート(司書)、費用負担の少なさ、調べやすさなどで群を抜いているといいます。

何を、どうやって書きますか?

書く目的

本書を読んでもっとも心が動いた箇所は、「どう書くのか」についての頁。

感動が 中心になければ 書く意味がない

対象に愛がないまま書く。これは辛い。だが、一次資料には「愛するチャンス」が隠れている。お題を与えられたら、調べる過程で「どこかを愛する」という作業をしないといけない。それができないと辛いまま。 (181ページより)

「私が愛した部分を全力で伝える」という気持ちで書く必要があるのだ。

愛するポイントさえ見つけられれば、お題は映画でも牛乳でもチクワでも良く、それをそのまま伝えれば記事になる。 (183ページより)

徹底して一次情報にあたる中で得られた事実(事象)について、自分の心がどう動いたのか(心象)

事実と感情のちょうどよい按配で書かれた文章が、自分で書いていても楽しいし、だれかの目に止まったときに心に響くものなのだろうと思います。

振り返ってみると、書くことが苦しくなるときというのは、得てして「読者を集めるためにキレイな文章を書こう」など、思惑が先立つとき。

そうではなくて、自分が何に、どう心動いたのか。それをストレートに表現すればいいんだと、背中を押される思いでした!

最後に、“書くことは生き方の問題である”という著者の言葉を紹介します。

我々が人間への尊敬や愛情や共感を心に刻むのは、実に相互の孤独に中においてである。

書くこと、そして読むことは、その相互の孤独を知り、世界への尊敬や愛情や共感をただ1回の人生で自分のものにすることなのだ。 (247ページより)

“自分の読みたいものを書けばいい”とはつまるところ、究極に人間の本質とつながる、客観的なものだと感激。

書くことがつらいなと思っている方にぜひ読んでいただければ、その本質を思い出すきっかけとなる一冊📕

 

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