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治る力を引き出す!『病気の原因はチャクラが教えてくれる(橋本典之著)』より

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痛みや不調を感じたとき、心のストレスや環境の問題が身体の症状として現れることもある、というのをご存じかと思います。

逆にいえば、症状を抑える治療(対処療法)だけでは、根本的な解決になりません。

一時的に症状が軽くなることがあっても、治療をとめればぶり返すことも少なくありません。

例えば、血圧のお薬です。血圧が高いのを抑えるためにお薬をのみますが、生活習慣や精神的なストレスなど、「なぜ血圧が上がるのかな?」という理由を解決する必要があります。

つまり体の痛みや不調を感じたときは、ふだんの生活や行動をふり返り、見直していくことが欠かせません。

『病気の原因はチャクラが教えてくれる(橋本典之著、たま出版)の著者は、身体の症状を治す力について次のように述べています。

結局、症状を改善しているのは身体にある自然治癒力であり、治療家ではないと気づいたのです。

骨格の歪みや痛みは身体からのメッセージですが、これは、まちがった思考や行いの結果としてあらわれています。

一般的には痛みや症状はきらわれますが、逆に「どんな意味があるのだろう」と自らの意識を内側に向けてみると、捻挫や足の痛み、がん、うつ病にもそれぞれの意味があることがわかります。(はじめに より)

柔道整復師として痛みやケガの治療にあたっていた著者自身は、あるとき、精神的な状態が症状に与える影響の大きさに気づいたといいます。

そして患者自身の治る力(思考や行動)を引き出すのが、治療家の役割であると。

治療家やカウンセラーの役割は、クライアントが自分自身の思考や行いに意識を向けられるよう、つねに寄り添い、サポートすることです。

答えはクライアント自身のなかにあるのですが、その人がなにを感じ、なにを思い、どう行動してきたかによって、その答えは無限に存在します。

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心の状態が症状に影響する

心の状態が体の症状に与える機序は、生理学的な機序でも説明されます。

そのカギは、「自律神経」です。

「困った」と感じれば、その瞬間から不安や怖れが生まれ、思考の連鎖が始まります。本能的に危険から逃げようとして、心は興奮して攻撃態勢に入ります。まさしく、交感神経優位の状態です。

一方、「まあ、いいか〜」と楽観的に受け止めれば、「そうなったら、そのとき考えよう」と思うわけです。これは、ふだんと変わらない状態です。

とらえかたによって、心に及ぼす影響の度合いはまったく違います。(165ページより)

つまり、“なにを考えたかという思考が自律神経を乱す”というわけです。

*思考の連鎖 とは

なおタイトルにある「チャクラ」とは、サンスクリット語で「車輪」を意味し、エネルギーの渦のようなものと表現されています。体には中心を貫くように7つのチャクラがあります。チャクラの不調和が起きると、ホルモンや臓器活動が崩れて、肉体にはさまざまな症状が現れるといいます。

心は「気づき」を求めている

祈り

人は、今の生活が健康に良くないと、うすうすわかっていても、よほどの窮地に陥らない限り、改めようとはしないものです。

例えば、「運動しないといけないんだけどねー」、「痩せないといけないんだけど、つい食べ過ぎちゃう」といった声をよく聞きます。

誰しも、毎日を穏やかな気持ちで、健やかな体で幸せに過ごしたいと思っているでしょう。

しかし、いまの考え方(思考)や生活習慣を続けていては、この先、心のストレスが増したり、体の大きな病気を招きかねない。

そういうとき、体はサインを送っています。それが、不調や痛みだととらえることもできます。

つまり、体に表面化した症状には意味があります。自分自身の心は、それに気づいてもらうことを私たちに求めているのです。

「自分のために生きる」生き方を

本書を読むと、誰しもが抱えがちな“思考のクセ(精神状態)”が体に影響を及ぼしうるのだと気づかされます。

自分の言いたい本音が言えない、自分を大切にしていない、愛してほしい、周りの目が気になる、過去にされた仕打ちを許せない…など。

でも、思考や感情の乱れは、すべて自分に返ってきます。

そんな思考や感情をもっている自分自身を認めて、許してあげる。

そうすることで、心も体も心地よい状態に近づいていくのではないでしょうか。

あなた自身を癒やしてあげられるのは、あなたしかいません。

治療家としては、患者さん自身が本来の自分を取り戻すプロセスを支援したいなと思います。

 

 

 

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