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“どう生きるのか?”の軸を作る.『生き方(稲森和夫著)』を読んで(読書評)

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こんにちは!本ブログ管理人のふみふみです。

歴史上これほど衣食住の満たされたことはない現代に生きながら、私たちは日々の悩み、迷い、不安が尽きることがないでしょう。

希望を持って生きる、より良く生きるためには、「人間は何のために生きるのか」「自分の存在意義は何なのか」という軸を持っていることが大事です。多くの啓発書にも「ビジョン」や「使命」の重要性が説かれています。

「何のために生きるか」「どう生きるのか」を考えるうえで、稲森和夫著『生き方』は珠玉の一冊です。

私はこの本を大学時代に初めて読んで、10年立った最近また読み直しましたが、改めて生き方を見つめ直すすごく良い機会となりました。あなたにも、ぜひ生きる指針になればと思い、ご紹介します。

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人間として正しく生きる

著者は、私たち人間が生きている意味、人生の目的とは

心を高めること、魂を磨くこと

にあると真正面から答えています。

胸にドンと響く言葉です。

「生まれたときより少しでもまともな人間になろう」と思っていれば、人生で訪れる困難や苦労は、魂を磨くための試練であり、かつ絶好のチャンスであるととらえられます。

著者のメッセージは、詰まるところ、人間として正しい生き方を志し、その生き方をひたすら貫き続ける”ということに集約されます。これは、“人間力を高める”ということと同義だと思います。

人間として正しく生きる(=人間力を高める)ためには、俗世間で日々、精魂込めて懸命に働くことだといいます。

私も人生の師匠(療法士)から、

人間力を高めるのは山野の修行ではなく、目の前にいる患者を一生懸命に診ること

との言葉をいただきました。

 

野球界の名将 野村克也氏も

人間的成長なくして、技術的進歩なし

と述べています。

目の前の仕事を通して人間力を磨くことが、仕事や人生で結果を出す、有意義な人生を送る要諦であろうと確信しています。

仕事に際しては、“手の切れるようなもの”を作るのを目指してやるべきだと説いています。

あまりに完璧で、非の打ち所のない作品には、手を触れたら切れてしまいそうな鋭さ、神々しさが宿るのでしょう。

物を作る仕事に限らず、プロフェッショナルの仕事は美しく、洗練されたものに見えます。

しかしその裏では、それこそ血の滲むような試行錯誤が繰り返されているのです。

そこまで心血注いで取り組んだものだからこそ、その仕事に誇りと自信が生まれるのだろうと思います。

#NHKプロフェッショナル仕事の流儀

“人生は、心に描いたものが実現する”の真意

仕事を通して人間力を磨く!

そうは言ってもあなたも私も、人間誰しも、頑張り続けられないとき、ちょっと休みたいと思うこともありますよね。

弱い人間だからこそ、自分を支える考えの軸(理念、哲学)が必要だろうと思うのです。

稲森さんは、そのような考え方についても示唆を与えてくれています。

それは次の3つだと、私は読み取りました。

  1. 因果応報の法則(心に描いたものが実現する)
  2. 足るを知り、他人に貢献する
  3. 謙虚に学ぶ素直さ

1。因果応報の法則

世の中で起きる事柄や結果(成果)には、必ずその理由(原因)があると考えます。因果は、物理的な関係だけでなく、心や想念においても同様です。

正しい想いに基づいた行動には正しい結果が現れ、邪な想いに基づいた行動には悪しき結果として降りかかる。

だからこそ、人間として正しい想いを持って、確かな行動を積み重ねようと、心に誓うことが大事なのではないでしょうか。

因果応報の法則に基づけば、“心に思い描いたものが実現する”ということです。「鏡の法則」としても知られます。

ただこのとき、「〜だったら(叶ったら)、いいな」という生半可な希望では不十分です。

実現したいものは、稲森さん曰く“身が焦げるほどの熱意”で思うことが大事です。

寝ても覚めても四六時中そのことを思い続け考え抜く、すさまじく考えることが肝要です。

そこまで考えると、“見える”ようになってくると言います。つまり、完成に至る過程と完成図を、隅々まで鮮明にイメージするのです。

2。足るを知り、他人に貢献する生き方

“知足者富 強行者有志(足るを知る者は富み、強めて行なう者は志有り)”

という『老子』の言葉に依ります。

「(誰かから、何かを)してほしい」と望めば、「あれもこれも」と足りないものばかりが目に付き、いつまでも欠乏感に苛まれます。

そうではなくて、

自分の持っているものや出来ることを使って(=知足)、「(他人に)して差し上げる(=利他)」という想いで世のため人のために貢献することです。それは自分自身の満足にもつながり、真に富める状態だと考えます。

心の持ち方一つで、世界は満ちもすれば、欠けもするようです。

稲森さんの言う、

その動機善なりや、私心無かりしか(その行動や事業を行うのは、本当に世の中に貢献するという善行からか?私利私欲に塗れていないか?)

を繰り返し、自らの心に問い続けていきたいと思います。

3。謙虚に学ぶ素直さ

目の前の仕事に一生懸命取り組む上で、自らの至らなさを認め、その改善のために惜しまず努力する過程は不可欠です。

素直さ謙虚さを忘れないために、「我以外皆師」を胸に刻むことをお薦めします。

自分以外の人・もの・出来事・シチュエーションのすべてから学ぶ要素があることを示す言葉です。

私はこれを、大学時代のゼミ教官から教わりました。

生涯一生徒の心掛けで、学びを続けていきます。

終わりに

稲森和夫著『生き方』の読書評を中心に、私が経験してきた(教わってきた)生き方に関する考え方をまとめました。

目前の人に貢献する仕事に向かい、懸命に取り組むことを通して人間力を磨いていく。

それが充実した人生を送るカギになるのではないかと信じています。

「もっと(多く)もっと(大きく)」と物質的な豊かさを求めてきた時代から、皆が心豊かに暮らしていけるかを問う世の中を目指していければ幸いです。

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