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【誰でもできる】五輪選手のメンタルコントロール術を仕事に活かす

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【誰でもできる】五輪選手のメンタルコントロール術を仕事に活かす
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スポーツを観戦して感動するのは、アスリート達のハイパフォーマンスや鍛え抜かれた肉体はもちろん、その強靭な精神力に感嘆するからではないでしょうか。

平昌冬期五輪スピードスケート女子1,000mで、銀メダルに輝いた小平奈緒選手のニックネームは「怒った猫」だと報道されていました。

これはレース前に乱暴な言葉で自分を鼓舞し、極限状態に追い込むことで、勝負への執着心を刷り込むようになったことから付けられました。もともと大勢の人の前に立つのが苦手で、恥ずかしがり屋だった小平選手に対して、オランダで指導したティメルコーチの影響が大きいようです。

例えば、こんな感じ。

「一緒に滑る相手は敵だ。殺せ。食べてしまえ」(2月15日付朝日新聞より)

このようなモチベーションの上げ方が、精神の緊張水準をコントロールする手法の一つ、「サイキングアップ」です

同様の手法は、ラグビー界の世界最強と謳われるニュージーランド代表「オールブラックス」が、試合前に行う踊り「Haka(ハカ)」があります。ハカは手足を強く打ち鳴らし、地面を踏みつけ、雄叫びを上げる、マオリ族の戦士が行う伝統舞踊。

見ている観客はもちろん、相手も試合前から圧倒させられる迫力があります。これは相手への威嚇だけでなく、自分自身の闘争本能を掻き立てて、持てる最大の力を発揮させる役割もあります。

今回は、このようなアスリートが実践しているメンタルのコントロール術を、ふだんの仕事に活かす方法をご紹介します。

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五輪選手も行っているメンタルコントロール術 「逆U字理論」

スケート

アスリートが本番前にどんな準備をしているのか、試合に向けてどのように集中力を高めていくのか。そんな視点でスポーツを観るのも面白いです。

各競技によってプレー前の雰囲気には、こんな違いがありました(以下ツイート)。


スポーツ種目によって、最高のパフォーマンス発揮に適する緊張・興奮の程度が異なるのを理論付けたのが「逆U字理論」。または、発見者の名を冠して、「ヤーキーズ・ドットソンの法則」ともいいます。

緊張や興奮の程度は、高すぎても低すぎてもパフォーマンスは低下します。最適な“ほど良い”緊張・興奮レベルにあるときに、ベストパフォーマンスが発揮されます。この理想的な緊張・興奮水準にある状態を「ゾーン」と呼ぶこともあります。

逆U字曲線競技特性によって、逆U字曲線が左右に移動します。

例えば、ラグビーやウェイトリフティングなど相手とコンタクトしたりなど、最大の筋力を発揮する競技では、興奮・緊張水準や闘争心を高めることで、相手を圧倒するようなパフォーマンスにつながります(下図 赤色曲線)。

一方で、カーリングやアーチェリー、フィギュアスケートなど、高度な集中力を要する競技では、冷静に沈着に集中したほうが適しています(下図 緑色曲線)。もちろん相手はありますが、直接競り合うというよりも、“自分の演技・パフォーマンスをできるかどうか”が重要になります。

表情も含めて芸術の要素があるフィギュアスケートでは、深い静かな集中に加えて、「have fun(楽しい、喜びなどの感情を持つこと)」の精神状態も合わさっているかもしれません。

競技特性による逆U字曲線の移動

あなたの最適な緊張・興奮レベルを知って、仕事に活かす

「逆U字理論」は、ふだんの仕事にも活用できます。

まずは、“自分の取り組む作業やタスクの内容が、どの程度の「興奮・緊張」あるいは「沈着・弛緩」状態のときに、最高のパフォーマンスを発揮できるのか” を知っておきましょう。

例えば、大勢の人の前で講演したり、実技指導したりする場合は、興奮を高める必要があるでしょう。テンションを上げて、「いいものを伝えよう」というエネルギー全開で、聴講者を魅了していきます。

一方で、財務計算や執筆作業、資料作成の場面では、「沈思黙考」、静かな集中力を高めることで、より良い思考や作品が仕上がります。

大事なのは、緊張する場面や勝負の本番で「落ち着かないとダメだ」、「さあ集中しろ」と無理にコントロールすることではありません。最適な興奮水準と今の自分の状態のギャップ」に気づいて、そのギャップを埋めていく(興奮させるのか、鎮めるのか)ことです。

そのギャップを埋めるためには、“手段(行動、アクション、ルーティンワーク)”をこなすことに集中するのが有効。

興奮を高めるには、大きな激しい声を出す、短く速い呼吸、素早いステップなどがあります。

一方で、興奮を静めるには、深いゆっくりとした呼吸やマインドフルネス瞑想などがあります。

*グーグルなどメジャー起業も取り入れ、生産性アップにつながる「マインドフルネス瞑想」。詳しくはこちら→マインドフルネス瞑想の実践 呼吸からこころを整える

ビジネス

あなたの取り組むタスクは、どの程度の集中・緊張度で臨むことがベストパフォーマンスにつながるでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか?

五輪選手の競技前の様子を見ていると、さまざまな態度やルーティンワークによって集中力を高めようとしています。競技種目によって、緊張・興奮のレベルを高めたほうがよい場合と、静かに集中したほうがよい場合があります。

私たちも自分の仕事内容によって、最適な緊張・興奮のレベルを知っておくことは、最高の成果を上げるために有効。

パフォーマンス発揮に最適な緊張・興奮レベルと比べて、今の自分はどの位置にいるのか、そのギャップに目を向けてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

☆メンタルのコントロールには、脳内ホルモンを増やすようなふだんの行動も大切→“幸せホルモン”足りていますか?「セロトニン」を増やす4つの習慣でストレス解消! 

☆心と体は表裏一体。強い体づくりの基本はトレーニングと栄養摂取にあります。栄養摂取は、「アミノ酸スコア100」を実現できるように、バランスよい食事と、必要に応じてサプリメントで補うのが賢明。



 

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