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最強のメンタルを目指す

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最強のメンタルを目指す
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本ブログのタイトルにも含まれている「こころ」は、スポーツシーンなんかでは「メンタル」とも呼ばれます。

ちなみに、

ブログタイトルにある「こころ」は、肉体に対して、意思や思考、感情など精神的な働きの要素を意味します。思考や感情を生み出す脳や自律神経などの生理学的作用、さらには自律神経と関わりの深い心肺機能なども含めた概念として使わせていただいています。

プレッシャーのかかる場面でも力を発揮して、周りから期待される結果を出す選手に対して「あの選手はメンタルが強い」と賞賛されます。また「メンタルの弱さを克服して〜」などのドキュメントが報じられることもあります。

それほど「メンタル」というものに、世間の関心があり、結果を左右する重大なものだと認識されているのでしょう。

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なぜメンタルコントロールが求められるのか?

私が「メンタル」に興味を持って、メンタル強化の方法を調べるようになったのは、野球を始めた小学生の頃に遡ります。

とにかく「緊張」していました。打席で緊張するわ、ボールを待つ守備位置で緊張するわ…心臓がバクバクして、体が固まって、鉛のように重いのです。ボールなんて、まともに見えていませんでした。

一所懸命に練習したという自負はありました。しかし試合になると、もう体が言うこと聞かないのです。鍛えた肉体や磨いた技術が、ここぞという本番で役立つかどうかはメンタルに依るのです。

この頃、何とはなしに「メンタル」という言葉を耳にしましたが、そのときは「平常心を保つことが大事」という程度の認識でした。そのため試合前には1人で瞑目して、深呼吸をしたり、ポジティブな言葉をつぶやいたりして、どうにか気持ちを落ち着かせようとしていました。しかし元来から闘争心の低い気質なのでしょうか、勝負への執着心が薄れていたのでしょう。よく「気持ちが出ていない!」と、怒られたものでした。

そこで次は、「がむしゃらに声を出し」て気持ちを昂ぶらせる、という手段に出ました。打席に立っても、守備についても、走るときにもです。ところが、これはこれで意識を集中できないのです。球技では、全体の状況や相手の様子を観察して、場面場面で適切に対処することが求められます。その一方で、チームプレーとは言っても、投手と打者は、一対一の勝負になります。ここでは自分の心身を、その一球に集中することが大事なのです。しかし、がむしゃらに声を出して昂ぶらせた状態では、この集中力を維持することが難しかったのです。

今では、いかなる状況においても結果を出すためのメンタルコントロールは、「緊張とリラックスがほどよく調和のとれている状態」にあるという認識に至りました。

ヨガとテクノロジーを融合してメンタル強化法を行う辻 良史氏は、その著書『最強のメンタル』の中で、次のように述べています。

「最強のメンタル」とは、リラックスと集中のバランスのとれた中覚醒状態のことであり、それが極まった状態が「ゾーン」である

ここでの「中覚醒状態」とは、「逆U字曲線」の頂点付近の緊張・興奮レベルを指します。中覚醒状態の範囲内でも一番の頂点が、「ゾーン」です。

中覚醒状態とゾーン

緊張とリラックスのバランスがとれた状態が「中覚醒状態」であり、その極まった時点が「ゾーン」である。

理想のメンタルを手に入れる

緊張とリラックスの程良いバランスに関わるのは、「脳」「自律神経」をコントロールすることにあると考えています。パフォーマンスに最適な緊張状態にあるとき、自律神経は、交感神経と副交感神経のいずれもが高い状態で釣り合って作用しています。脳内では、SMR波(感覚運動リズム:sensory motor rythm)と呼ばれるβ波の一種が現れている状態です。

しかし脳や自律神経のような体表から見えないものを直接的に操作することは、実用的ではありません(経頭蓋磁気刺激などを除いて)。あくまでも「身体」や「行動」を介して、間接的に脳や自律神経の働きに影響を及ぼすことを目指しています。

どのような刺激が身体に加わったり、行動を起こしたりしたときに、脳や自律神経が理想の状態となるのでしょうか。

最も肝腎なのは、「結果への執着を手放して、“今、ここ”のプレー(動作)に集中する」ということです。

*“今、ここ”に意識を集中することは、マインドフルネス瞑想の真髄でもあります。マインドフルネス瞑想について詳しくは、こちらもご参考ください→「“今、ここ”を意識する。マインドフルネス瞑想でこころを整える。

人は過去の失敗経験(トラウマ記憶)や未来の不安を思うことで、情動に関わる大脳辺縁系(とくに扁桃体)が活動し、冷静な行動がとれなくなってしまいます。

結果の欲しいプレッシャーのかかる状況だからこそ、自分のコントロールできるプレーそのものや、それまでの準備に意識を集中するのです。例えば、投手の自分がどんなに速いボールを投げても、打者が完璧なスイングで打ち返すかもしれません。完璧に打ち返された打球であっても、たまたま守っている野手の正面にいって簡単に捕球されるかもしれません。とくに相手の関わる状況において結果(相手の判断や行動)は、自分でコントロールできないものです。できることは、体調を整えて、ベストなボールを投げることだけです。

まとめ

いかなる状況においても持ち前の実力を発揮して最高の結果を出すには、緊張とリラックスの調和が取れた状態にメンタルをコントロールすることが肝要です。

結果への執着を手放して、「今、ここ」のプレーに意識を集中することは、脳活動を中覚醒状態に保持するのに有効です。その他にも動作や呼吸法を通して、自律神経を理想の状態(交感神経も副交感神経も高い状態)に調整することが、パフォーマンス発揮に役立ちます。

本ブログでは、あなたが「ここぞ」という場面で実力を発揮していただけるよう、心身のコンディショニングに役立つ情報をお届けできるよう努めます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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