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【事実】背骨は“曲がっている”ことに意味がある!姿勢を良くするコツ

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ふだんの姿勢について、「背スジを正しなさい!」、「また曲がっている」と、一度ならずとも言われた経験があるのではないでしょうか?

姿勢を決める主役は、「背骨(脊柱)」

実は、背骨は曲がっているのが正解なのです。

そして背骨が正しく曲がっていないことで、肩こりや腰痛、関節痛など体の不調の原因となります。

今回は、姿勢・背骨の本質と、背骨を整える簡単な方法をご紹介します。

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背骨は3つの「生理的わん曲」からなる

背骨

背骨は,正面からみると直線,側方からみるとS字カーブの形状をしている.S字カーブは,頸椎前弯,胸椎後弯,腰椎前弯という3つの生理的弯曲で構成される.

 

 

3つの生理的わん曲

上図のように、背骨は正面からみると直線ですが、側面からみるとS字クランクの形状をしています。

S字クランクをつくるのが、頚椎、胸椎、腰椎にある3つのわん曲−生理的わん曲−

「生理的−」といわれるのは、これが多くのひとにとって自然な状態だからです。

背骨をもつ生物は、「脊椎(せきつい)動物」に分類されますが、その形状は脊椎動物の中でも種によって異なります。例えば、爬虫類は一つ、哺乳類やお猿さんは二つ。

つまり進化の過程で、ひとは現在の三つのわん曲を作り上げていったのです。

ひとの背骨のわん曲は生後の発達過程で作られていきます。

生まれたばかりの胎児は、丸くなっていますよね。これは、わん曲が一つ「胸椎後わん」
次に、3ヶ月前後で“首がすわる”ころに、「頚椎前わん」がつくられます。
さらに、1歳前後で立ち上がり、歩き出すころに「腰椎前わん」がつくられます。

これで3つの生理的わん曲の完成。

こうしてみると、それぞれのわん曲には、現在の私たちの姿勢や動きにふさわしい意味があるのですね。

わん曲は人の動きにとって重要な役割を果たす

では、背骨にわん曲があることでどんなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、次の二つをご紹介します。

前後の重心バランスをとり、推進力を生む

ひとは5,6kgもある重い頭を支え、腹部には心臓や肺、胃腸といった重要な内臓を抱えています。そしてひとと動きは、ほとんどが前後方向。しかも直立姿勢。

つまり、前後方向にすごく不安定な構造となっているのです。

不安定な姿勢を、倒れないようにするカギが、「重心」のコントロール

この不安定な姿勢を維持し、前への推進力を生むという絶妙な機能を発揮しているのが、まさしく背骨のわん曲なのです。

上半身重心の後方偏位

背骨のわん曲によって前後方向の重心バランスを保っています。妊娠中や過体重の方では、わん曲を変化させることで、その姿勢を維持するよう対応しています。

衝撃緩衝作用を担う

地球上で生活している以上、私たちの体は「重力」の負荷から逃れられません。

さらに一歩踏み出すごとに、「床反力」という地面からの衝撃も体に加わります。ガラス玉を床に落としたら割れるのは、この床反力の作用。

背骨のわん曲によって、体の上からも下からも加わる衝撃をうまく緩衝し、重力環境下で動くことができています。

実際に、三つの生理的わん曲がある背骨は、まっすぐだった場合と比べて、10倍の抗力があると明らかにされています。抗力とは、外部から加わる力に対して、その形状を維持する強さのこと。

つまり、背骨のわん曲があることで、衝撃緩衝し、私たちの力強く、しなやなか動きが成り立っているのです。

☆脊柱の機能についてより専門的に学ばれたい方には、こちらが役立ちます→安定性と可動性-相反する機能を担う脊柱

痛み・不調を招く人は、背骨のわん曲が崩れている

背骨のわん曲は、重心をコントロールするために、緻密に変化しています。

長引く不調や痛みのある方の背骨を調べると、健康な人と比べて、背骨が“フラット”になっています。これは、生理的わん曲が失われた状態。

背骨の生理的わん曲が崩れると、全身の動きがぎこちなくなったり、衝撃を緩衝できなかったりして、不調や痛みにつながります。

背骨のわん曲の変化

背骨のわん曲を取り戻す方法

ストレッチ

背骨を大きく動かす運動で、柔軟性アップ

現代生活では、座りっぱなしの仕事スマホの長時間使用運動不足、生活習慣の乱れなどによって、背骨が硬くなってしまいます。

いつでも軽やかに動ける体を維持するためには、日頃から背骨を柔らかくコンディショニングしておくのがポイント。

背骨を柔らかくする体操

背骨を柔らかくするには、背スジを伸ばすだけでなく、“丸めこむ”ことも必要です。

まだ体幹の横曲げや捻じる動きも、背骨のコンディショニングに有効。

そう、おなじみのラジオ体操には、こんな背骨の動きが豊富ですね。

仕事や家事の合間に、背骨を動かす運動をこまめに行なっていただくのがオススメ。

体力をつける

ご高齢の方で、姿勢が大きく変わっているのを見かけますよね。

実は、背骨のわん曲は筋力によって支えられています。

自身の筋力で姿勢を維持できなくなると、背骨のわん曲が変化し、どうにか重心バランスをとろうと試みるのです。

全身を使った運動を習慣にし、体力アップに努めるのが吉。

ストレスコントロール

気分的に落ち込んだときは、前かがみの姿勢になったり、反対に自信に満ちているときには、胸を張った姿勢になったり。

メンタルの状態が姿勢に影響しますし、その逆もまた然りです。そのメカニズムには、自律神経の働きが大きく関与。

ストレスと上手く付き合うことで自律神経のバランスを保ち、結果的に背骨のコンディショニングにつながります。

ストレス解消に効果的なセロトニンの増やし方

むすびに

いかがだったでしょうか?

私たちの姿勢や動きを担っているのは、背骨の生理的わん曲です。このわん曲が乱れることが、痛みや不調を招く元。メンタルとの関わりもあります。

心も体も健やかに過ごすためには、日頃から背骨のコンディショニングをしているのが肝心。

ぜひ習慣化していただき、毎日を快適にお過ごしいただければ嬉しいです。

☆座っている時間の長く、肩こりや腰痛にお困りの方は、以下の骨盤サポートクッションを使うのがオススメ。自然と理想的な背骨のわん曲が整えられ、肩こり腰痛の解消につながります。

 

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