健“幸”の流儀

最高のカラダとココロを手に入れる 

人はなぜ手を合わせるのか.心を整える参拝

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神社やお寺はもともと、磁場のような土地のエネルギーが強力な場所に建立されているといいます。東日本大震災の後には、津波の浸水域に沿って神社仏閣が存在することが報道されていました。また古事記の「因幡の白ウサギ」物語など、神社仏閣が自然災害を逃れた逸話は数多く伝えられています。年末年始の情報誌には、必ずと言っていいほど「パワースポット」特集が組まれるなど、神社仏閣は私たちの生活と密接に関わっています。

以前のブログで、「最高最強のエネルギーは、祈りのエネルギーだ」と書いたこともあり、関連する啓発書を読んでみました。異なる著者がそれぞれ、神社仏閣に参拝する大事さを説いていました。著者の主張をまとめると、次の点に集約されるようです。本書を読んで私がとくに感じ入った箇所と、そこから考える「心の整え方」を書きます。

 

場のエネルギーを受ける

神社仏閣は土地のエネルギーの強い場所に建立されていることが多いそうです。そのような良い場に身を置くことで、自らのエネルギーや運気を高めてもらいます。“パワースポット”などで取り上げられているところが、それにあたるでしょう。

手を合わせる、頭を下げる

によって、目には見えないけれど、確かに存在するであろう大いなる自然の力、偉大なる何か(something great)へ想いを馳せます。手を合わせて想うことは、「〜してください」という願いごとではなくて、「いつも見守ってくれて、ここまでやって来られて、有り難い」という感謝を込めるのが本来だそうです。偉大な存在が自分を見守ってくれたからこそ、ここまで努力してくることができたという感謝の想いは、あなたの心を静める効果があります。感謝しながらイライラする人はいないでしょう。

頭を下げるという行為も、自分を低くすることです。大いなる存在を前にして人間は、謙虚にならずにはいられません。頭を下げ、目を閉じて、静かに手を合わせることで、心の平安につながります。

ご先祖へ想いを馳せる

お墓参りでは、ご先祖へ報告やお話に行かれるのではないでしょうか。ご先祖のことを想うとき、連綿と続く命のリレーによって今の自分が存在していることを改めて確認することになります。ご先祖の誰一人欠けていても、今の自分は存在しえません。そう考えると、命の尊さに恐れ入るばかりです。命の尊さを意識すれば、家族や友人など身近な人はもちろん、道で会う第三者、そして自分自身の人生を大事にすることにつながるのではないでしょうか。

お賽銭の仕組みこそ、運気の仕組み

お賽銭は見かえりを求めずに、自分の持ち前を差し出す行為です。まだ何も起こっていないのに、先払いで差し上げているのです。これは「お布施」にも通じるものでしょうか。お布施は本来、してくれたこと(サービス)への対価ではありません。自らの心を磨くための徳業や修行の意味合いがあります。

この世のあらゆることにおいて、見返りを期待しないで先に与え続けることによって、巡り巡って良いものが返ってくるものなのだ。

参道を歩く

境内の参道を歩く際には、中央ではなくて左右どちらかの脇を歩きます。中央は神様の通る道だからです。やはり大いなる存在に対する畏怖の念があり、自らを低くする、謙虚さを思い出すことになります。

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まとめ

初詣やお墓参りなど、日本人の生活と密接に関わる神社仏閣への参拝を通して、心の整え方がみえてきました。結局は、

お参りとは、自分との対話である

ただ、神社仏閣に参拝すれば成功間違いなし!という使い方は、本書の主旨ではありません。このような本を読んでいつも思うのは、「自分が謙虚になる」きっかけ(戒め)として参考にする、ということ。

ベートーヴェンは、安易に神のご加護を願う態度に対して、「神に頼らず、自分を頼れ」というメッセージを送ったそうです。一方で、芸術家の中には「アイデアが降りてきた」という人もいます。ここに、謙虚でいながら、自ら事を成していく力強さがうかがえるのではないでしょうか。

高校時代の恩師から、

天命信じて、人事を尽くす

という言葉を教わりました。あなたがよく耳にするのは、「人事を尽くして、天命を待つ」のほうではないでしょうか。後者では、「自分のことはやったから、あとは神様に頼ろう」と他力に頼む感が否めないじがする一方で、前者では「きっと神様が見守ってくれているから、それを信じてやり続けよう」という主体的な態度を促す意味だったようです。あくまで自らの実生活に照らして、粛々と努力を重ねるしかありません。あくまでも自らの実生活に照らして、粛々と努力を重ねるしかありません。

最後までお読みいただきありがとうございます。やや精神世界の話になってしまいましたが、「自分を見つめる、心を静める、足元から努力する」きっかけとして、手を合わせることも有効ではないかと思い、ここに書きました。

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