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【ビモロシューズ(BeMoLo®)】イチロー選手も愛用するシューズの機能と特徴、使ってみた感想(レビュー)

  • 2022年9月21日
  • 2022年9月23日
  • 雑記

五輪メダリストやメジャーリーガー、プロ野球選手など多くのアスリートの間が愛用することでも知られる「ビモロシューズ(BeMoLo®)」

現役時代後半のイチロー選手がBの文字が入ったスパイクを履いていましたね。まさしくあれが、「ビモロシューズ」。

それもあって一気に注目度が高まったシューズです。

イチロー選手といえば、球場や自宅に特殊なマシンを設置して「初動負荷トレーニング」に励んでいたのが有名ですよね。

ビモロシューズは、この初動負荷理論にもとづいて開発されたものなんです。

 

今回、ビモロシューズを実際に購入、体験したのでレビューします。また機能性については、理学療法士の観点からも考察してみたいと思います。

ビモロシューズ(BeMoLo®)とは

ビモロシューズは「初動負荷理論」にもとづき神経筋制御、神経筋機能、さらには脳と神経、筋肉の協調性を高めることを目的に、小山 裕史 博士によって開発されました。

ビモロ(BeMoLo®)の名称は、「初動負荷理論(Beginning Movement Load Theory)」の頭文字に由来しているんですね。

販売は「株式会社ワールドウィングエンタープライズ(鳥取県鳥取市)」。

 

開発者の小山 裕史 氏は元ボディビルダーで、アスリートを指導する博士(人間科学)、フィットネスコーチ、神経筋生理学者。

1994年に自ら考案した「初動負荷理論」をもとに多くのアスリートを指導。日本人で初めて陸上100メートル競技で10秒00を記録した伊東浩司選手をはじめ、イチロー選手や山本昌選手など多くのアスリートが師事されています。

ビモロシューズの機能の特徴

BeMoLo®SHOPホームページより、ビモロシューズの機能と特徴についてまとめます。

最大の特徴「BeMoLo®バー」

ビモロシューズ最大の特徴とされるのが、アウトソール(靴底)に配置された3本の特殊なバー「BeMoLo®バー」

BeMoLo®バーは世界7カ国(日本、韓国、アメリカ、中国、ドイツ、フランス、イタリア)で国際特許も取得されており、その機能は以下のように説明されています。

踵から薬指に向けたバーとその左右両端、計3本の構造から形成されています。

一般的に目の敵にされる「衝撃」の力の方向性や大きさを変えることで関節や筋のアンバランスを解消し、足指の動きを合目的的に誘導。

足底のアーチを保護し、理想的な足圧移動と合理的な動作をガイドします。

足圧移動をスムーズにする

ビモロシューズを履くことで、歩行や走行時の「足圧移動」がスムーズになり、スムーズな加速につながるとのこと。

 

本来、ヒトの歩行は踵で接地した後、足圧は足底の外側を後方から前方へと移動し、最後に前足部で離地(蹴り出し)していきます。

靴によってはこのスムーズな足圧移動が妨げられ、アキレス腱や下腿の筋肉に過剰に負担をかけたり、不必要にブレーキをかけたりして、ケガや痛みを招きます。

 

ビモロシューズは体本来の足圧の動きを誘導し、また内側縦アーチ(土踏まず)にある「筋紡錘」というセンサーを適切に刺激することで、なめらかに前方へ進んでいけます。

足トラブルの元凶「足首の内折れ」を防ぐ

誤った歩き方や靴が原因で起こる足の問題として、歩行・走行やジャンプの着地時に「足首が内側に倒れる」現象があります。

 

この現象は「オーバープロネーション(過回内)」と呼ばれ、外反母趾や足底腱膜炎、アキレス腱炎、シンスプリントなど痛みやケガの引き金になります。

また足からの骨・関節の連動に伴って、膝が内側に折れて傷めたり、姿勢が歪んで腰痛や肩こりの原因にも。

 

BeMoLo®バーは、オーバープロネーションを防ぐ効果もあるとのことで、ケガ予防につながりますね。

ビモロシューズを使ってみた感想

今回購入したのは、ビモロ カジュアルS《BeMoLo Casual S》【ブラック】」

一言でいうと、もっと早く履きたかった!

一度履いたら、「ずっと履いていたい」、「もっと歩きたい、走りたい」気分になります。それくらい快適な動きやすさと履き心地です。

抜群に歩きやすい、走りやすい

歩き出しの一歩目から体が自然と前へ前と加速される感覚が、とっても心地よいです。

いわゆる“体重が前に乗っていく”感じですね。

 

「足圧」も踵接地から、足底の外側から薬指方向へとスムーズに移動していくのがわかります。

僕はもともと歩くときにつま先が外を向いて蹴り出すクセがあったのですが、ビモロシューズを履くとそのクセが修正されるようです。

 

また「ストライド(歩幅)」が伸びている実感があります。

接地した軸足の足圧移動がスムーズになると足先までしっかり蹴り出せるので、反対の足も大きく振り出せるのだと思います。

履いているのを忘れる「軽さ」

本体重量は約270g(25.0cm、BeMoLo/カジュアルS)と表記されています。

多くのランニングシューズは180~380gとされているので、ビモロシューズは「軽い」ほうです。

 

ただそれ以上に、まるで「履いていない」かのような心地がします。

きっとシューズの機能性の高さから、歩いたり走ったりするのに最適に調整されていいるのでしょう。

一日歩きまわっても疲れない

一日履いて歩いても疲れない、快適な履き着心地と歩きやすさです。

関節や筋肉の本来の動きが引き出されることで、ムダな緊張がなくなり、楽に動けているのだと思います。

外回りや運動量の多い方には特に有り難いですね。

 

注文してから3日で届き、迅速に対応してくださいました。

その他にもビモロシューズ専用の箱とシューズ袋もついており、随所に「こだわり」を感じられ、大変良いお買い物をさせていただきました。

ビモロシューズのデメリット

価格

シューズのジャンル(Baseball & T&F、ウォーキング、ランニング、フォーマル、カジュアルなど)にもよりますが、いずれも1万円台後半〜2万円台後半まで、市販されている一般的なランニングシューズやタウンシューズと比べて価格設定は高め。

ですが、その機能性や履き心地、走力アップ、ケガ防止などのメリットを考えると、それだけの価値は十二分にあります

在庫

オンラインショップをみると、「完売」表示のものが多いです(2022年9月現在)。

ビモロシューズの生産には、高機能を実現する複雑な靴底のつくりや丁寧な縫製など、職人の技が必要とされます。

さらに「メイド・イン・ジャパン」にこだわり、大量生産に向きません。

 

ですので人気上昇する中で、どうしても品薄になるのでしょう。

気に入ったカラーやサイズを見つけたら、すぐにご購入されたほうがよいかもです。

オンラインショップの他には、全国の取扱店があります。

むすびに

今回は数々の五輪メダリストやアスリートの間でも愛用される「ビモロシューズ(BeMoLo®)」について、その機能と特徴、実際に購入して体験した感想をまとめました。

 

  • 最高のパフォーマンスを発揮したい
  • タイムを縮めたい
  • トレーニング効果を高めたい
  • 故障から早期復帰したい

というアスリートやスポーツ愛好者はもちろん、

 

  • 靴があわずに、足や膝を痛めたことがある
  • 歩きやすい靴を探している
  • これからウォーキングやジョギングを始めたい

という一般の方も、

 

ぜひ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

気になった方はぜひ、オンラインショップをチェックしてみてください。


本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。あなたの健康生活へお役立ていただければ嬉しいです。

「初動負荷理論・トレーニング」についてもっと知りたい方へ

「初動負荷理論」についてもっと詳しくや、初動負荷理論にもとづくウォーキング、トレーニング法をお知りになりたい方は、小山裕史氏の著書がオススメです!





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