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【心身一如】仏教が教えるメンタルを整えるために日々心がけたい習慣

イライラ・落ち込みがちなときに見直すべきこと

穏やかな心で毎日を過ごしたい、前向きな気持ちで仕事をしたり、人と付き合いたいと思っているのに、

実際には、ついイライラしがちだったり、落ち込んで引きずったりしてしまう…

そんなメンタルの悩みを抱えていませんか?

私もよくあります。

だからこそ心理学やメンタルヘルスのことを勉強してきました。

 

最近、YouTubeで大愚和尚のお話を聞いて、はっとしたことがありますので、こちらでシェアさせていただきます。

ではどうすれば、ふだんの生活や仕事で安定したメンタルを保つことができるのでしょうか?

「心身一如(身心一如)」という、仏教の言葉があります。

これは私たちの心と身体はきっぱりと分けられるものではないし、そもそも分けて考えるものではない、という教えです。

心の状態が身体へ影響を及ぼし、また身体の状態が心に影響を及ぼすというように、心と身体がお互いに作用し合って、いまの私たちの健康状態に現れています

 

それを聞いて私も、思い当たる節がありありでした。

パートナーのちょっとした言動にムッとしたり、子どもの泣き声にイライラしてしまうことがあります。

それはたいがい、仕事から帰ってきた夕方や、洗い物や洗濯といった家事をバタバタを済ませた夜なのです。

そんな態度をとるつもりではなかったのに、つい物にあたったりして、また自己嫌悪に陥ります。

まさしく身体の状態(疲れ、不調)が、メンタル(イライラ、落ち込み)に響くのに気づきました。

メンタルを整えるには、まず身体を整えること

心身一如の教えを日々の生活に活かすには、どうすればよいかというと、大愚和尚は「身体の内側が喜ぶ生活をする」よう勧められています。

 

たしかに疲れているときやストレスを感じているときに、甘いものを食べたり、お酒を飲んだり、買い物したりすれば、スカッとしたり、一時的にハッピーな気持ちになりますよね。

 

でも、そのようないずれも「外から与えられる気持ちよさ(快楽)」に頼ってばかりでは、やがて身体を壊したり、金銭的に苦しくなったりして、長続きしないどころか、逆にメンタルを落とすことになりかねません。

 

一方で、「身体の内側が喜ぶ生活」とは、「質の高いライフスタイル」を送ること

室の高いライフスタイルには例えば、ぐっすり眠る、栄養のある食事をとる、適度な運動をする、家族や友人との関係を大事にする、といったことがあります。

こうしたライフスタイルを日々、実践することで、“幸せホルモン”セロトニンや“愛情ホルモン”オキシトシンの分泌が高まり、身体の内側から満たされていきます。

 

身体が整えば、自ずと心の状態も良好になります。

あなたも、十分な睡眠をとれた翌朝には清々しい気持ちになったり、気のおけない友人と会った後で満たされた思いを感じたりした経験があるのではないでしょうか。

 

もし今あなたが、イライラしがち、メンタルが落ち込みがちというのであれば、ぜひふだんのライフスタイルを見直してみてはいかがでしょうか。

睡眠、食事、運動といった習慣のなかで、あなたが実践しやすいことから、変えていってみましょう。

私も、体調管理を意識するようになってから、以下のような行動を意識的に取り入れるようにしています。

  • 極端な空腹を避ける(間食をとる)
  • 夕方に5分でも休息をとる(座って目をつむり、深呼吸する)
  • 散歩に出る
  • 顔を洗う、お風呂に入る
  • ぼーっと空を眺める

そもそも人の心は移ろうもの

それでも、どうしても心の嵐が止まないことはあります。

そのときは「人の心は移ろうもの、浮き沈みがあって当然」だと開き直るよう、自分に言い聞かせています。

 

どうにも自分の思い通りにコントロールできない心だからこそ、日々、自分と向き合い、すこしでも成長していければいいのかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

本記事があなたの心地よいライフスタイルに、何かお役に立てばうれしいです。

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