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これからの時代は、“動的教養”を身につけ自由になる!『脳がめざめる「教養」(茂木健一郎)』

こんにちは!ふみあきです。

今回は脳科学者であり、文学や芸術、哲学にも造詣の深い著者の『脳がめざめる「教養」(茂木健一郎、日本実業出版社、2019)』より、現代を自由に生き抜くために磨くべき教養を考えます。

本書を読む目的

  • 人生をより豊かにするために、“これからの時代に必要な教養”を身につける
  • どんな状況でも自由に生きるために、ビジネスや収入と直結した「新しい教養」を学ぶ
  • ネットやメディアに溢れる情報に翻弄されず、自分なりの価値観で世の中をみて行動できる

本書を読んでの学び・気づき

あなたを自由にする「新しい教養」とは

現代の「新しい教養」とは、

・身近にあるツールを使いこなして知識の幅を広げ、コミュニケーションに役立てる力

・「本を読むことで得られる知識の量」や「階級」とは関係なく、「収入」に直結する「知」

のことであり、著者はこれを「動的教養」と名づけた。例えば、ITスキルやコミュニケーション力、情報収集・編集力など。

従来の知識量や階級、スキルといった「静的教養」と合わせて、動的教養を身につけた人は、激動する世界を「自由」に−どんな状況でも、自分のやりたいことをできる−生き抜いていける。

動的教養を磨く方法

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動的教養を磨く方法は、次の3つ。

  1. 広く知ること
  2. 深く知ること
  3. 常識を疑うこと

「広く知る」とは、グローバル・ヴィレッジ(マーシャル・マクルーハン提唱)のように、インターネットを介して緊密な関係となってきた世界の情勢や変化を”見渡す(俯瞰して見る)”こと。さらに、得られた情報を蓄積するだけではなくて、“リオーガナイズ−再編集する感性と直感−する”ことが求められる。

「深く知る」とは、“何に興味を持ち、その興味をどのように探求するか”ということ。「好奇心」を大切にして、“好きなこと、たくさん接しても苦痛でない物事に対してとにかくどんどん経験を貯める”ことで、判断力や自分のスタンス、つまり「センス」が養われていく。いわば、「脳のディープラーニング」

「常識を疑う」とは、世間の常識や従来の権威主義的な価値観に縛られず、自分なりの価値観をもつこと。そのためには、課題を設定して実際に行動しながら、同時に必要な知識・スキル・経験を身につけていくというスタンス。とくに現代では、AIやテクノロジーという“猛獣”を使いこなすための、総合的な知のネットワークを身につけること。

このように動的教養を磨き自由になるには、最終的には「意識の無意識化」が重要。

意識の無意識化とは、いちいち物事を考えてから行動するのではなく、自然と無駄なく理にかなった行動が起こせるようになる脳のメカニズムであり、これを利用することが、教養によって自由になるという真理なのです。 (148ページより)

本書を読んで、自分はどう行動するか(アクションプラン)

  • ツイッターを活用して最新情報を得て、自分なりのオリジナルな情報を発信する(著者は本文中で、ツイッターこそ“現代における情報の送受信機”であると述べている)
  • ふだん読まないような本も手に取ってみて、濫読する
  • 一日ひとつ、新しい体験(訪ねる場所、出会う人、行動)をやってみる

 

 

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