こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。
- どうして自分の話をわかってくれないの?
- 自分の気持ちや考えをちゃんと言いきれない
- 人を動かす、感動させるスピーチがしたい
こんな、「話し方」についての悩みをもっていませんか?
「伝え方」を間違うと、効果がないばかりか、マイナスにもなりうる。
日常生活、ビジネスにも大事な「伝え方」をぼくたちはちゃんと学んだことがない、というのが致命的。
これじゃ問題はこじれるばかり。
学んでいないことに自信はもてず、人との関わりにも踏み込めない。
「伝え方」を学びます!
— 大山ふみあき@健康でストレフリーな人生のつくり方 (@ThanksDailylife) October 3, 2020
ぼくもすごく苦手意識があります。
これまで傷つくこと/傷つけることを恐れて、言葉を躊躇したことが山ほどあります。
でもそれは本質的に自分のためにも、相手のためにもなっていなかったなと、今になって気づきます。
伝え方を間違ったせいで逃したチャンスや幸せがどれほどあったか…
だから人生をきり拓くのは、自分の「話し方」!
今回は、「YouTube講演家」としてご活躍の鴨頭嘉人さんの著書『あなたのスピーチレベルがあなたの年収を決めている(かも出版)』を参考に、「話し方」について学びます。
鴨頭さんは「炎の講演家」といわれるように、その言葉ひとつでたくさんの人の心に火をつけ、生き方を変えるメッセージを届け続けられています。
本書にも、そんな「話し方」の極意が詰まっています。
「スピーチ」といっても、大勢の人の前で話す(パブリック・スピーキング)だけでなく、上司や同僚とのやり取り、家族や友人とのコミュニケーション、お願いごとまで人生のあらゆる局面で活きるもの。
本記事をお読みいただくことで、「話し方」で大事にすべきことがわかり、“人に伝えたい”という前向きなマインドが芽生えます!
【あなたのスピーチレベルがあなたの年収を決めている】なぜ「話し方」を学ぶべきなのか?
日常生活やビジネスシーンにおいて、「人間関係」が絶えることはありませんよね。
そのなかで、ぼくたちはふだん平均28回の「お願い」をしているそうです。
上司から部下への指示、家族への頼みごと、買いもの、役所の手続き…など、すべて「お願い」。
だから、「お願い」を上手にできることで、ビジネスの成功や生活の心地よさ、人生の充実度がグッと高まります。
「お願いを上手にできること」=「伝達力」です。
「伝達力」が人生を豊かにするワケ
鴨頭さんは、人生で夢や目標を達成したり、ビジネスや人間関係で成功したりするために必要なのは、“「伝達力」がすべてだ”といいます。
その意図がこちら↓
人間は想いを持って生きています。
人間関係であれば、愛情や思いやり。
ビジネスであれば、商品やサービス。
経営者や管理職であれば、経営理念。
それらを周りの人に伝えることで、夢を叶えたり、ビジネスを成功させたり、人間関係を豊かなものにして生きています。(32ページより)
だからこそ、すべての人が“想いを伝える力”=伝達力を学ぶべきだ、と。
「伝達力」を学ぶことの大切さを、鴨頭さんは次のように述べています。
すべての人間関係を良くしたいと思っているすべての人に、「伝達力」を学んでほしいと思っています。
とくにビジネスの現場では、「何を知っているか」「何ができるか」よりも、「その人が知っていること、できることを、きちんと伝える」ことで価値が高まり、対価が支払われます。
つまり、その人の「伝達力」がそのまま、売り上げや年収という結果につながるのです。
伝達力には、「その人の全体評価に影響する」という特徴があるからです。
自分の想い、自分の提供するサービスを人に伝えるためには、「言葉」を使うしか方法がありません。
だからこそ、自分の想いを伝えたい、自社の商品の価値を伝えたいと思ったら、まずは「伝達力」の習得が必須となるのです。(6、7ページより)
いかがでしょうか。
「伝達力」がそのままあなた全体の評価にあらわれ、報酬や成果につながります。
商品やサービスは相手に届いてこそ、価値があります。
あなたが自信をもっている価値を理解してもらうために、「伝達力」を学びましょう。
わたしたちは「話し方」をちゃんと学んだことがない
“わたしはスピーチには絶対の自信がある!“と言いきれますか?
たぶん、いまの日本人で「スピーチに自信がある」といえる人は少ないでしょう。
著者はその理由を、「学んだことがあるかどうか」の違いだといいます。
例えば、「自己紹介」。
3歳くらいで“お名前は?”と聞かれたのにはじまり、幼稚園、小中学校、部活、入試、就職活動、営業…などなど、これまで何万回と自己紹介してきています。
でも今だに、自己紹介は「慣れ」ないですね。
つまり、こなした回数ではないんです。
ちゃんと学んだことのないものに自信は持てません。
逆にいえば、いま「話し方」に苦手意識を持っていたとしても、それは変えられないものではありません。
できない自分や他人を責める必要もありません。
伝達力は技術です。
だから、伝達力は学べば必ず身につくんです。(49ページより)
そして伝達力があなた全体の評価や年収に直結するんでした。
そうであれば、技術として身につけられる伝達力を学ばないと損ですね。
「マインド」を徹底的に磨く
まず、パブリックスピーキングがどうやってできあがるかを知りましょう。
パブリックスピーキングを構成するのは、次の2つ。
- コンテンツ:話の内容そのもの
- デリバリー:表現(声の調子、ジェスチャー、プレゼンスキルなど)
つまり、「何を」「どのように」言うか、ですね。
結婚式のスピーチに例えれば、原稿がコンテンツ、言葉選びがデリバリーになります。
「コンテンツ」と「デリバリー」に加えて、鴨頭さんは「マインド」がパブリックスピーキングの成功に欠かせないと強調しています。
マインドとは、話し手の「考え方」や「こころの矢印」のこと。
マインドが土台となって、技術的なコンテンツやデリバリーを支えているのです。
マインドを徹底的に磨くことこそ、伝達力の向上につながるといいます。
「話し方」を学ぶ順番
何かを伝えようと思ったら、「誰のために」「何のために」「どうやって伝えるのか」を考えて、どんな言葉を使うのか、どんな表現を使うのかを考える必要があります。(57ページより)
感動しませんか?
初めて電車に乗った人でも、安心して降車できそうです。
本書をきっかけに実践したこと。
話すことに躊躇したとき、“自分のマインド(心の矢印)はどこを向いているだろう?”と考えるようにしました。
「嫌われるかも」と思っても、それが相手のため、いま必要な情報だと思えば話してみる。
すると案外、話はスーッと進むこともありました。