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【5-ALA】いま注目の天然アミノ酸を徹底調査!その効果とおすすめ食品を紹介(感染抑制・アンチエイジング・美容にも)

こんにちは、ライフケアコーチの大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。

 

本記事を読んでくださっているのは、ふだんから健康や美容に気を配り、食生活にも意識の高い方だと思います。

自分が摂り入れるもので効率よく、健康美なカラダづくりに役立てたいですよね。

そのためには最新の研究成果やエビデンスをおさえておくのも大事。

最近、「5-ALA(ファイブ-アラ、ファイブ-エーエルエーと呼ぶ)という言葉をよく耳にします。

医療や健康、美容、アンチエイジングなど、私たちのカラダにうれしい効果が高いとのこと。

 

そこで今回は気になる「5-ALA」について徹底調査。

“そもそも5-ALAって何?”、“健康や美容にどんな効果があるの?”、“どうやって摂り入れたらいいの?”という疑問を解決していきます。

 

ぜひ本記事をお読みいただき、あなたの「健幸美」生活にお役立てください!


「5-ALA」って何?

「5-ALA」5-Amino Levulinic Acid」の略で「5-アミノレブリン酸」という天然のアミノ酸の一種。

ヒトや動物、植物、あらゆる生命体の細胞で作り出され、エネルギー産生に関わるので“生命の根源物質”とも呼ばれています

 

2021年に長崎大学の研究で5-ALAが新型コロナウイルスの感染を抑える効果があると発表され、注目が高まっています

5-ALAは体内で鉄と結合し、「ヘム」という物質になります。

このヘムが血液中の「ヘモグロビン」に含まれ、体中に「酸素」を運ぶはたらきを担っています。

 

体内のさまざまな細胞は血液中のヘモグロビンから酸素を受け取り、エネルギー物質である「ATP」をつくります。

ATPが不足すれば細胞や臓器がちゃんと働けず、病気になったり、老化現象が進んだりします。

ATPがつくられるのは、細胞内の“エネルギー工場”と呼ばれる「ミトコンドリア」

5-ALAはミトコンドリアの機能を活性化させ、エネルギー産生や代謝機能に大きく関わっています。

また植物においては、5-ALAは「葉緑素」を生み出し、「光合成」を促すはたらきをします。

 

このように5-ALAはヒトや動植物が生きるためのエネルギーを生み出す過程でなくてはならない存在。

すでに10年以上前からがん治療や健康食品、化粧品、ペットサプリメント、飼料、肥料に活用されており、機能性にすぐれるうえに安全性の高いアミノ酸とされています。

生命のコア「アミノ酸」を学べるサイト

「5-ALA」を摂るとどんな効果があるの?

ウイルスの感染抑制

長崎大学の研究で「5-ALAが新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスを抑制する効果がある」と明らかにされ、2021年2月8日の国際学術誌に掲載されました。

5-amino levulinic acid inhibits SARS-CoV-2 infection in vitro.

ウイルスの感染抑制によって病気の広がりを防ぐとともに、その抗ウイルス作用・抗炎症作用によって重症化を防ぐ利点も期待されています。

新陳代謝の向上、アンチエイジング

加齢やストレスなどによってミトコンドリアの機能が衰えると、体内のエネルギー代謝が低下。

骨や筋肉、肌、髪などの老化現象が進んだり、がんや病気にかかりやすくなったりします。

 

そこで5-ALAを摂取するとミトコンドリアの機能が活性化し、エネルギー代謝が改善

細胞の新陳代謝が促され、髪の艶やかさや肌のみずみずしさをキープしてくれます。

また加齢によって全身の筋肉量が減少する「サルコペニア」の予防にもつながると期待されています。

【アンチエイジング】注目のアミノ酸「5-ALA」の効果としくみを解説!肌年齢、薄毛、サルコペニア、肥満、認知機能の改善など

糖尿病の予防、改善

広島大学の研究により、5-ALAを含む食品を摂取することで「空腹時血糖」および「食後血糖値」を改善する効果が認められました。

その効果は糖尿病リスクの高い人ほど顕著であり、副作用はみられなかったとのこと。

5-aminolevulinic acid, a precursor of heme, reduces both fasting and postprandial glucose levels in mildly hyperglycemic subjects.

日本における糖尿病患者は1,000万人と推定されており、その新たな治療戦略として注目されています。

すでに、5-ALAを豊富に含むことで糖をエネルギーに変える力を高める機能性表示食品も出されていますね。


「5-ALA」はどんな食品に含まれているの?

体内ではたらく5-ALAは、90%が体内で作られ、10%が食べものから摂取されます。

しかし体内の5-ALAは17歳ころをピークとして加齢とともに減少し、さらに生活習慣や食生活の乱れ、ストレスなどによっても減っていきます

そこで不足した5-ALAを食品から補うのが必要になるのです。

 

5-ALAが豊富に含まれる食品には、以下のようなものがあります。

  • 魚介類(タコ、イカなど)
  • 果物(バナナ、巨峰など)
  • 発酵食品(甘酒、納豆、黒酢、日本酒、赤ワインなど)
  • ユーグレナ
  • ほうれん草 など

 

とくに「甘酒」に豊富で、『菊正宗 大吟醸deあま酒 5-ALA』は日本酒や甘酒の苦手な方でも、スッキリとおいしく味わえるオススメです。


 

むすびに

最近注目の「5-ALA」は、ヒトや動植物が生きるエネルギーを得るのに欠かせない、天然のアミノ酸。

ミトコンドリアの機能を活性化させ、私たちが元気で若々しく過ごすために貢献してくれています。

 

さらに近年では、新型コロナウイルスの感染抑制をはじめとして、糖尿病やサルコペニアの改善など、さまざまな健康効果も期待されています。

まずは規則正しい生活を心がけることで、体内の5-ALAが減らないようにする。

そして5-ALAを含む食品をふだんの食事に取り入れるようにしていきましょう!



参考書籍

「5-ALA」についてもっと詳しくお知りになりたい方は、こちらの書籍をチェックしてみてください!



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