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【諦めの極意】健康で幸せな人生を手に入れるのに、もう迷わない!

こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。

今回の記事はこんな方にお読みいただければうれしいです。

  • 甘いものを食べたい、でも痩せたい
  • 早く寝たい、でも動画やSNSを見ているうちに時間がたっている
  • 運動したいけど、仕事が忙しい
  • 家族との時間を大事にしたいけど、自分の趣味も楽しみたい など

 

そんなお気持ち、よくわかります。

私もアレコレとやりたくなる性格なので、相反する希望がぶつかってモヤモヤしたり、じれったくなったりします。

でもそんな気持ちで日々、葛藤している方へ朗報です。

いくつかの願望がぶつかったモヤモヤを解消する秘訣は、「自分は何を諦めようか?」と考えてみること

成功するために「諦める」

え?諦めるの!?

と思われるでしょうか。

 

はい、きっぱりと諦めましょう。

 

“絶対に諦めるな!”、“諦めなければ夢はかなう!”のように、「諦め」と聞くと一般的にネガティブなイメージがあります。

 

ですが著述家の森博嗣さんによれば、

成功というのは、「諦め」によって築かれている(『諦めの価値』より)

といいます。

 

ここでいう「諦め」とは、途中で投げ出して落ち込んだり、ふてくされたりすることではありません。

自分にとってより大事なものを手に入れるために方法を乗り換える。

自分で調べたり動いたりして天秤にかけ、検証し、選んだ結果に過ぎません。

 

例えば、旅行の計画。

「(東京から)北海道に行こう」と思ったときには、「沖縄に行くのは諦めよう」という選択を無自覚のうちにもしています。沖縄に行くのを諦めなければ、北海道へ行くことはできませんよね。

つまり的確な判断は、「的確な諦め」によって成り立っています

 

精神的によくないのは、「アレもしたいけど、コレもしたい…」とぐずぐずして悩み続けること。脳にとっては「決断疲れ」によってストレスがたまっていきます。

また「アレもしたいけど、コレもしたい」と相反する希望がぶつかっている状態は「ゴールコンフリクト」と呼ばれ、「忙しさ」を感じる原因になります。

つまり諦められないことで、生活の質や人生の満足度が下がってしまうのです。

私が諦めたものは?

かくいう私は何を諦めたかといえば、「夜のおつきあい」です。

オンラインのシステムが普及して夕方以降のミーティングや勉強会が増えました。たくさんの人と交流したり、情報を仕入れたりすることは今後の仕事の発展につながるかもしれません。

ですがどうにも心身の調子が崩れるのです。21時、22時までオンラインで話していると、寝る時間が遅くなり(寝つきもわるく)、朝もスッキリと起きられません。

 

私にとって朝は思考を深めたり、文章や資料をつくったりする一番集中できる時間帯。そのために質のよい睡眠を何より大事にしたい。「十分な質のよい睡眠」を優先すると、夜のおつきあいを諦めるという結果に至りました。

どうしても夜のおつきあいに参加するときは、睡眠に響くのを覚悟してでもやる価値があるかを見極めるようにしています。

 

でも不思議ですね。

いったん諦めてしまえば、気持ちの整理がつくし、アイデアも湧いてきます。

最初はストレスを感じながらも参加していた夜のミーティングや勉強会でした。それを「諦めよう」と決めてからは、「それじゃ別な機会で繋がったり、学びを深めたりするにはどうしようか?」と考えるようになりました。

いまはそう思ってチャレンジを続けています。

諦め続けることで「夢」は実現する

本記事の要点なのでくり返すと「諦める」のは、「自分が本当に大事にしたいこと、達成したい目的のために、その他の選択肢や手段をすてる」ことです

そこに善悪はありません。現在の状況をよく把握し、望むものを実現する高確率な方法を選んだ結果。

 

諦めることで目的達成のために必要な準備や行動にちゃんと時間とエネルギーを注げるようになります。ひいては自分自身の満足、充実した人生になるでしょう。

諦めるためには「自分はこうありたい」という価値観が定まっているのが肝心です。自分の軸が定まっているからこそ、価値観にあわない選択肢に見切りをつけることができます。

 

もし明確な自分の軸が定まっていなくても大丈夫。

ちょっとでも「おもしろそうかな」「やってみようかな」と思ったものをすこしずつ試してみればいいのです。そしてどれが自分に“しっくり”くるかを見極めましょう。

上手くいっていないときほど諦めよう

自分の思ったとおりにものごとが進まないと、むしろ躍起になってがんばる人が多いのではないでしょうか。

 

しかし前述の森さんは

どうしても上手くいかない、という窮地に立たされたときには、とにかく、何が諦められるか、と考えたほうが良い。諦めることで、救われる場合が多い。

と述べています。

 

ものごとがうまく運んでいないときというのは、もしかしたら「アレもコレも」となって意思や集中力や分散しているせいかも。

そこで「自分は何を諦めようか」と考えることで、持てるエネルギーをちゃんと目的へ向かわせることができます。そうして行動すればおのずと望む結果は得られるでしょう。

たとえすぐには結果がでなくとも、その意思決定や行動のプロセスは自分の中で財産になり、今後に活かされていきます。

むすびに

さあ、あなたがぐずぐずと手放せずにいることは何ですか?

人生においてつぎつぎと直面する「どちらにするか?」という判断は、「何を諦めるのか?」という選択なのである。

「とにかく諦めるな」「絶対に諦めないぞ」という精神論は、この際、まったく無意味である。ものごとを進めるためには、無数の「諦め」を許容するしかなく、「諦め」を積み重ねて登っていくようなものだ。(『諦めの価値』より)

 

いったん諦めてみましょう。諦めることで救われることもあります。

ダイエットしたいなら、甘いものを好き放題食べるのを諦める。

仕事で集中力を発揮するために早く寝る。だから夜にスマホをさわるのは諦める。

仕事が忙しいのでまとまった運動時間は諦める。その変わり通勤で多めに歩いたり、積極的に階段を使ったりする。

平日の夜は家族や子どもとの時間を優先して、自分の趣味は諦める。自分の趣味は日曜日の午前中に楽しむ。など

 

その先にあなた自身の満足いく人生が始まりますよ!

参考図書

「ゴールコンフリクト」の解消がカギ!『週40時間の自由を作る 超時間術(DaiGo)』書評・感想

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