こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。
誰しも不安に駆られたり、プレッシャーに押しつぶされそうになったりしたことがありますよね。
とくに昨今ではコロナ禍によって仕事や生活、遊びが制限されたり、これまでのやり方からガラッと変わったりしたことで大きな不安やストレスを抱えることが多くなっています。
ぼくもそうです。
企画していたセミナーをやむなく中止したり、遊びの予定をキャンセルしたり。
そのときは「せっかく楽しみにしていたのに、残念(# ゚Д゚)」というやるせない気持ちでいっぱいになりました。
不安や恐れ、緊張といったネガティブな感情はできるだけ避けて、気楽に過ごせたらどんなにいいでしょう。
ですが
不安を「興奮」に置き換えるとよい
科学的に検証された不安を解消できる方法をまとめた『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』によれば不安との付き合い方がそのように述べられています。
不安や怖れはわたしたちが危険から身を守り、生き抜いていくために必要なもの。
そして不安や恐れを上手に使うことでエネルギーとなり、仕事や生活を充実させることができます。
そこで今回は不安に苛まれて動けなくなったり、プレッシャーで押しつぶされたりせずに、不安をモチベーションに変える方法をご紹介します。
【不安・恐れ解消】ストレスの正体を把握し、対策を練る
“おばけが怖い”のと同じように、人は実態のよくわからないものに対して不安や恐れを抱きます。
「漠然とした不安」というように、得体が知れないから怖く感じるんですよね。
何に不安・恐れを抱いているのかハッキリさせる
そこで不安を解消するには、「具体的に何を恐れているのか」1つ1つ分解してみましょう。
それだけで意外に怖くないと気づいたり、不安が軽くなったりします。
例えば“コロナ禍で将来が不安”といっても、その理由は人それぞれですよね。
- 収入が減って、生活レベルを落とさないといけないかな。
- 子どもの習いごとは続けられるかな。
- ジムが閉鎖で運動不足。太ってきた。
- 外出が減って、将来に足腰が弱りそう。
- 友だちと会ったり、趣味を楽しんだりする機会がなく、ストレスがたまる。など
そうやって自分の不安や恐れの原因を掘り下げていくと、どうでしょう。
感情の暴走がしずまり、ちょっと落ちつきを取りもどせます。
そこで「それじゃ、代わりにこうしよう」という前向きでポジティブなアイデアも湧いてきそうですね!
「最悪の状況」を想定して、その対策・代案を準備しておく
自分の思いを掘り下げていくときには、あえて最強の状況を想定し、その対策や代わりのプランを考えておくのも有効です。
いまあなたが向き合っている問題が最悪のシナリオを描くとしたら、どのようなものでしょう?
そのときあなたにどんな打つ手があるでしょう?
例えば、来月楽しみにしているキャンプの計画。
もし雨が降ったら…
途中の道で渋滞に巻き込まれたら…
家族が体調を崩したら…
着火剤を忘れたら…
そんなふうに悲観的なシナリオを想定しておくことで、いざその事態になっても冷静に対処。
そして「家族や友だちで楽しい時間を過ごす」という目的を果たすことができます。
その真の目的を果たせるなら、手段やルートはあれこれと変わったっていいのです。
仕事でどんな失敗をしたって、命までとられることはありません。
生活保護制度のある日本では、食べていけなくなることもありません。
そうやって最悪の事態を想定して「それでもどうにか生きていけるよね」「なんとか楽しむ方法はあるよね」と思えたら、ウソみたいに肩の荷がすっと軽くなりますよ。
成功する人ほど悲観的に考え、備えている
よく「成功するためにはポジティブ思考でいなさい」と聞きますが、実情はイメージとちょっと違うようです。
ひろゆき(西村博之)さんは著書『無敵の思考』でこう述べています。
成功している人は、たとえ楽観的にみえても、どんな些細なことでもシナリオを数パターン考えて、最悪のシナリオまで考え抜いて、そのシナリオの精度を上げるために情報を集めたり、人を動かしたりすることが当たり前にできているのです。
つまり「仮説を立てるクセがついている」ということです。
(『無敵の思考(ひろゆき、だいわ文庫、2021』より)
例えば人流制限のために、突然の緊急事態宣言が出たりします。
もしあなたが2ヶ月先にあるイベントの企画担当であれば、“そのころに宣言が明けているといいな”と願いますよね。
ただそのような希望的観測でいると、実際に期待どおりにいかなかったときに慌てたり、落胆したりしてしまいます。
むしろ、“もしかしたらそのときまだ緊急事態宣言が続いているかもしれない。その場合はこうしよう”という仮説をたて、「プランB」や「プランC」を準備しておくのです。
人が接触しなくても楽しめるしくみ。そうやってオンライン配信やドライブインシアターも生み出されてきました。
むすびに
いかがでしょうか。
このように“もし…だったらどうしよう”という不安があるからこそ、その最悪の事態に備えて代案を準備し、ちゃんと対応することができます。
そうすれば不安は避けるべきものではなく、あなたを行動へ駆りたて、成功するためのエネルギーとなります!
ぼくもいま仕事やプライベートでも予定外のことが降りかかっています。
「マジか!?」とストレスを受けることもあります。
でもこれを新しい発見のチャンス、成長へのきっかけにしたい。
そのために「いくつもの仮説をたてて、準備しておく」のを習慣にしたいと思います。
ぜひあなたも不安が湧いてきたなら、“このさき起こりそうな最悪の事態は何だろう”と考えてみてはいかがでしょうか。
そして“その事態が起こっても、目的を果たすにはどうすればいいだろう”と別なプランも用意しておく。
そうすることで傷口を広げず、自分が満足できる(まずます納得できる)結果を得ることができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。一緒に前へ進みましょう♪
人に話してみる、相談してみることで、意外と解決策が見えたりしますよ。決して一人で抱え込まないでくださいね。