- 「もっと自由な時間がほしい」
- 「あと3万円お給料が増えたらいいのに」
- 「毎日忙しく働いているんだから、帰宅後や週末はゆっくりしたい」
- 「(子どもやパートナーに対して)何度も同じことを言わせないで」
もし、今あなたがこんなふうに思っているなら、ぜひ今回の記事をお役立ていただければ嬉しいです。
本記事を読んでいただくことで、あなただけの穏やかな日常や満たされた人生を送ることができます。
しかも誰でも、今すぐに実行できる方法です。
幸せに生きることを忘れていませんか?
- もうちょっと寝たいな、でも仕事にも行かないといけない…
- 子どもが言うこときいてくれない、何度同じことを言わせるの!
- 最近、ベルトがきつくなってきたな…
- 課長に指示された資料、明日までに作らないと…
- そろそろ新しい服が欲しいな…
- 携帯のプラン見直そうかな…
- 税金の支払い時期だな…
- 晩ごはんの買い物どうしよう…
- 新しくできたカフェに行ってみたいな…
- そういえば、もうすぐ家族の誕生日だな…
- 健康診断の結果ヤバかったな…
- 立ち上がるときに腰が痛いな…
- この仕事いつまで続けられるかな…
- うちの子の成績が下がってきてるな…
- どこか旅行に行きたいな…
- etc…
私たちは普段、ものすごくたくさんのことを考え、感じながら生活していますよね。
その数、10万回にものぼるとか!
この10万回を無為に流し去るのか、有効に使うかによって、明らかに人生の質が変わります。
自分の思考や感情に流されているうちは、幸せになれない
世界三大スピリチュアルマスターの一人、エックハルト・トールは自著の中で、“頭の中の声に無自覚でいることが、「エゴ」という誤った自己認識を生み出す”という主旨を述べています。
そしてエゴには際限がなく、どこまでいっても「もっともっと(欲しい)」、「もっと〜だったらいいのに」という満たされなさで縛られてしまうというのです。
つまり、日々湧いてくる思考や感情に無頓着のままでは、欠乏感にさいなまれてしまう。幸せになれない、ということですよね。
幸せを感じられていない日本人
日本をみても、国民全体が「幸せ」を感じられていないのが現状です。
実際、2020年3月に発表された「世界幸福度ランキング」では、日本は62位という結果。しかもここ数年は、年々と後退してきているのです。
かくいう僕も、長年、自分を縛る思考に気づかずにきました。
「アレをして、コレをして💦」「もっと〜しなければ」「何のためにやっているんだろう」「この先、どうなるんだろう」といった、焦りや漠然とした不安、現状への不満などをいつも感じていて、心休まる暇がありませんでした。
幸せに生きる秘訣は、意外と身近にあった!
でも大丈夫!
この思考の罠を抜け出し、欠乏感にさいなまれないコツ。
幸せに生きる秘訣に出会いました。
この方法に出会ってからは、毎日を活き活きと過ごすことができるようになりました。
自分のまわりの世界の見え方が180度変わります。
何かトラブルがあっても、一切ぶれない自分。
朝は心地よく目覚め、夜は「あー、楽しかった」と満たされて眠りにつけます。
3歳児に学んだ、幸せの極意
そんな、幸せな毎日を過ごす秘訣が、今回1番お伝えしたいことです。
先日、僕は以下のツイートをしました。
“ただ今”を楽しめたら、人生幸せですね🍀
走っているだけで笑っている子どもを見て思いました。
これこそマインドフルネスの真髄!
思考も感情も取っ払って、この瞬間を味わってみませんか?#メンタルヘルス
— 大山ふみあき@心身コンディショニング (@ThanksDailylife) June 22, 2020
ここに幸せに生きる極意があります!
え?
子どもが、ただ走っているだけじゃん!
意味もなく笑っているだけじゃないの?
と思われるかもしれません。
ですが、
その通りです!
ただ走っている。
ただ笑っている。
それ自体が楽しい。
「今、ここ」に集中する、マインドフルネス
これが幸せの秘訣。
学術的には「マインドフルネス」と呼ばれる状態です。
マインドフルネスは、「今、ここ」に集中している意識のあり方。
ストレス軽減法として科学的にもその効果が明らかにされており、大手ビジネス企業でも会社を挙げて取り組まれています。
グーグルやナイキがその代表核。マインドフルネスを仕事に取り入れることで、生産性が上がり、会社の実績向上にもつながっているとのことです。
マインドフルネスを日常に取り入れることで「幸せ」になれる
「頭の中の声」に無頓着であったり、湧いてくる思考や感情のままに行動するのは、いわば“心ここにあらず”の状態。
そうではなくて、「今、この」瞬間の自分のあり方に意識を向けてみましょう。
難しいやり方は必要ありません。
例えば、仕事をするときには、ただそのこと(行動)だけに没頭する。
「うまくできるかな」とか、「成功したら、これくらい儲かるな」「あの上司がめんどうさい」といった思考が湧いてくることもあるでしょう。
そんなときは、一旦、その思考を認めたうえで、脇に置いておきましょう(「あ、自分はいまそんなことを考えたんだな」と観察し、「今は置いておこう」と決めるだけでOK)。
歩くときの足の裏や、呼吸するときの空気の動向を意識するのも効果的です。
ネガティブなことがあったときには、“あ、いま自分はイライラしているんだな”、“約束の時間が迫って、焦っているな”のように、客観的に自分の行動や思考・感情を観察してみましょう。
“今、この”瞬間の自分のあり方に意識を向ける、そのものを味わう。
たったこれだけで、不思議と平静を取り戻し、心が落ち着いてきます。
65万部を超えるベストセラーとなった感動の小説『青空のむこう(アレックス・シアラー著、金原瑞人訳、求龍堂)』で、生きている幸せを感じる有名な場面があります。
幽霊となった少年ハリーの言葉です。
さわやかな風を顔に感じるって、すてきだと思う。ぼくは今、それを感じたくてたまらない。おかしいけど、生きてるときは、そういうささいなことって当たり前だと思って気にしない。だけど、今はそれができなくてすごくさみしい。思ってた以上にさみしい。
今、目の前にある当たり前のことがとっても幸せなことなのに、つい見逃してしまっているのですよね。
だからこそ、当たり前と思える日常に意識を向けることで、日常に潜んでいるたくさんの素敵なことを実感することができます。
脳や自律神経からみた「幸せ」
私たちが「幸せ」を感じるとき、脳内で「セロトニン」といわれる神経伝達物質の分泌が高まっています。また「自律神経」のバランスも最高に整っています。
自律神経は呼吸や血流、消化、排泄といった体のあらゆる生理機能を調節しており、感情や思考とも関連しあっています。
マインドフルネスとは、こうした脳や自律神経の働きにも影響を与えます。
マインドフルネスを取り入れた生活は、心と体のいずれも満たされた状態なのです。
さあ、刻々と移り変わる思考や感情を「観察」してみましょう。
そしてあなただけの“今、この”瞬間を味わってみてください。
それが慌ただしい日常や干渉してくる他人に振り回されない、あなたらしい毎日を生きる秘訣です。
先のことを思って不安になったり、過去のことを思い出して悔やんだりするのはナンセンス。
唯一、あなたがコントロールできる“今、ここ”を全力で楽しんでくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せに生きる秘訣は、普段のあなたの「意識のあり方」に注意を払うことです。
“今、この瞬間”に自分が考えていること、感じていることを「観察」してみましょう。
そうすれば魔法のように、直前までざわついていた気持ちが静まり、穏やかな心を取り戻せます。
「今、ここ」を楽しむ姿は、3歳児を見れば、思い出すことができますよ^^
あるがままの自分を認め、今に集中する生き方は「さとり」に通じます。
本記事の内容は、以下の本も参考にしています。
全米で580万部が売れた、世界三大スピリチュアルマスター(エックハルト・トール)による名著。
この人生の秘訣を知っているかどうかで、「幸せ」の質が明らかに変わります。
より深く知りたい方は、ぜひ手にとってお確かめください。
最後に本書文中から印象的な箇所をご紹介します。
ものごとや人や状況に、言葉や知的なラベルを急いで貼りつければ貼りつけるほど、あなたの現実は生命力を失って浅薄になり、現実を生き生きと感じ取れなくなって、あなた自身の内側や周囲で展開されている生命の奇跡に対する感覚が鈍くなる。
小賢しさは身についても知恵は失われ、喜びや愛や創造性や生き生きとした躍動感もなくなる。認識と解釈という生気のない状況の中で消えてしまう。
もちろん私たちは言葉や思考を使う必要がある。言葉や思考にはそれぞれの美がある
ーだがそこに囚われてしまう必要があるだろうか? (36ページより)