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【内向型人間#4】自己否定を断ち切り、自信をもって生きられるようになる「3つの質問」|自己肯定感の高め方

  • “今のままでいいのだろうか”と、よく不安になる
  • 他人と比べて、自分のダメなところばかり目につく
  • “自分には無理”と思って、行動できない
  • 過去の失敗をひきずって、新しいことを始められない

…そんな悩みを抱えていませんか?

 

このように自分を疑ったり、ダメ出ししたりしてしまうのは、思考が自分の内側に向いて、深く考え込みやすい内向的な人が抱えやすい問題です。

 

自己否定を続けていると、鬱うつとした気分で毎日を楽しめない、自信を失い無力感にさいなまれる、勇気が出ず行動できない、人付き合いを避けがち…

そうして楽しみや幸せ、人生の満足度が大きく下がってしまいます。

そんな自分へのダメ出しや批判を止めて、今のままの自分を認め、生まれ持った資質や能力、強みを発揮して生きていきたいですよね!

 

自分の短所や弱み、悪いところも含めてありのままの自分を認め、受け入れる。他人と比べるのではなく、“自分はこれでいいのだ”と自分を認める力は「自己肯定感」といわれます。

自己肯定感は人間関係づくりや目標達成、幸福度などと関連することがわかっています。

 

自己肯定感を高めることで自分のやりたい仕事に挑戦したり、気になっていた趣味やアクティビティを始めたり、新しい出会いを楽しんだりできるようになります。

本記事では、内向的な人が自己否定をスパッとやめて、自己肯定感をグッと高められる方法をご紹介します。

【内向型人間】内向的な人が自己肯定感を高めるメリット

内向的な人が自己肯定感を高めることで、さまざまなメリットがあります。

  • 「ありのままの自分で大丈夫」だと思え、メンタルが安定する
  • 問題に対しても「自分ならできる」と前向きに対処できる
  • たとえ失敗したとしても「自分の価値は変わらない」と思え、自信を失うことはない
  • 他人と比べて心が乱れることがなく、良好な人間関係をつくれる
  • 自分の価値観に従って生きられるので、他人に振り回されなくなる
  • 仕事やプライベートが充実し、幸福感や人生への満足度が高まる

 

いずれも精神的に安定し、自分らしく幸せで豊かな人生につながるものですね。

【内向型人間】内向的な人が「自己肯定感」を高めるポイント

自己肯定感を高めるには、あなた自身の「強み」を自覚し、その強みを徹底して活かすことが鍵です。

 

VIA研究所教育ディレクターで、強みにおける研究の第一人者であるライアン・ニーミック博士は、自信を持てない人は共通して自身の強みに無自覚であり(「強みの無知 Strength Blindness」)、不安な心理状態になりやすいと述べています。

 

ニーミック博士は強みを自覚し、それを活かすことの大切さを著書『強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』のなかで次のように述べています。

物事が順調な場合には、性格の強みを生かせば、自分や周りの人の最高の長所が見えてきます。

順調でない場合には性格の強みを使えば、抱えている問題のバランスをとって、ネガティブなものからポジティブなものへと焦点を切り替えていきます。

問題ではなく「強み」について考えることで、自分を非難しすぎることがなくなります。

美しいものや素晴らしいものへの畏敬の念を持つことで、身の回りにある素晴らしいものに気づけます。

状況を改善する方法が見つかります。

ポジティブで、美徳にあふれ、バランスがとれた健全な行動をとるきっかけになります。

性格の強みは、自己受容・自律性・目標達成・身体的健康・情熱・レジリエンス(適応能力、回復力)などの他の多くの利点と結びついて人生のポジティブな部分を強めてくれるのです。

最新の研究では強みを高める手法の方が、欠点を修正する手法より効果が高いとわかっています。

*『強みの育て方  「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』より

【内向型人間の自己肯定感】内向的な人ほど、自分の「強み」を自覚しよう

もしかしたらあなたは、ふだんからあまり自分を主張したり、アピールしたりすることがなく、「自分には目立った強みなんてない」と思われるかもしれません。

内向的な人は自分の「強み」を生かせば、外向的な人のように自分の意見を主張したり、うまくコミュニケーションをとって、人間関係を広めたり、他人を勇気づけたりすることができます

 

そのためにはまず、自分にあうやり方を見つけるのが大事です。

 

ドイツで発刊され世界的ベストセラーとなった『内向型人間のための人生戦略大全』の著者であり、コミュニケーション・コーチのシルビア・レーケンは、著書のなかでこう述べています。

多くの内向型人間は「静かである」という自分の特性が強みになることも知らないのです。

実は「内向型人間」の強みは自分に対しても、他人に対してもかなりの影響力があります

【内向型人間】内向的な人がもつ10個の強み「静かな力」

シルビア・レーケンは著書のなかで、内向的な人は持ち前の「静かな力」を活かして、次のような10個の強みがあると紹介しています。

慎重である

まわりの状況をよく観察し、十分考えてから行動します。対人関係においても相手の意向を尊重し、理解することができます。

本質的なものを見いだす

よく考えたうえで重要で的確なことを述べたり、人と真剣で深いコミニケーションをとったりすることができます。

集中力がある

1つのことに集中して長く取り組むことができます。そうして目の前のことに全力をかけるからこそにじみ出る存在感、オーラがあります。

「聞く力」がある

人の話にじっくりと耳を傾けるので、相手の関心や意向、重要なことなどの本質を見抜くことができます。

落ち着いている

静かな環境に身をおくことで精神的に安定しています。落ち着きはストレスを緩和し、体の健康ももたらします。また穏やかな人間関係を築き、場の雰囲気をやわらげることができます。

優れた分析力を持つ

調査、比較、追求するのが得意で、ものごとを深く掘り下げようとします。それをもとに情報を整理したり、問題の解決策を練って文章で表現したりします。心で理解する感受性が豊かで、芸術的才能を発揮したりする人もいます。

自立している

1人でいることに満足し、周囲の評価をあまり気にしません。自ら決断し、行動することができます。

辛抱強い

多くの困難や風当たりがあったり、成功まで時間がかかったりしても、目標達成を目指し続ける「忍耐力」があります。1つのことに多くの時間をかけるので、専門分野を極めることができます。

書くことが話すことより得意

十分考えてから言葉にできるので「書く」ことでの表現が得意です。時間的にも急かされないので、相手と余裕をもってコミュニケーションをとることもできます。

人の気持ちがわかる

「直感」に優れ、話し相手のことをよく理解することができます。相手の気持ちに寄り添い、「共感」することで信頼関係を築きやすくなります。

【内向型人間】内向的な人が自分の中にある「強み」に気づく3つの質問

唐突に「あなたの強みは何ですか?」と聞かれても戸惑われるかもしれません。

そこで次の3つの質問に順に答えていくことで、あなたも自覚していなかったあなたの「強み」が浮かび上がってきます。

どうぞリラックスして、自由に思い浮かべてみてください。

 

【自分の強みに気づく3つの質問】

  1. あなたが理想とするのはどんな人ですか?
    また、その人はどんな強みを持っていますか?
  2. あなたが好きな人・尊敬している人は誰ですか?
    また、その人ならあなたの強みはどこにあると言うでしょうか?
  3. あなたはどの強みを持っていますか?
    質問1、2の答えの中に出てくる強みにチェックマークをつけましょう(上記10個の強みから選ぶ)。

以上。

 

いかがでしょうか。

自分が理想とする人や、好きな人・憧れる人から「あなたにはこんな強みがある」と言ってくれているのを想像するのは、恐れ多いとか恥ずかしい気持ち、違和感があるかもしれません。

 

ですが、“理想は自分の鏡(シルビア・レーケン)”です。

あなたが持っている大事な特性を、無意識のうちに理想の人物に反映させています。

 

例えば、愛情や優しさを大事にする人にとってマザー・テレサは理想となるでしょうし、事業発展と経済的成功を大事にする人は松下幸之助に憧れたりするでしょう。

 

なのであなたが心惹かれる人物が持つ特性は、あなたのなかにもその強みの一端が備わっているのです。

 

私の場合は①理想とする人として、戦国時代の武将・軍師「黒田官兵衛」がいます。

黒田官兵衛はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』のモデルとなった人物。

軍事的才能に優れ、豊臣秀吉や織田信長の側近として調略や他大名との交渉などに活躍したとされます。

 

彼の強みは何といっても、知略をめぐらし、戦況を変えていったこと。

そして未来を構想する洞察力があり、自分の信念を貫いて行動していきました。

また出世してからも、その人柄から家来や民衆からも慕われた人間性にも惹かれます。

 

次に②好きな人・憧れる人は、日米の野球界で大活躍した「イチロー」さんです。

イチローさんが私の強みを言ってくれるとしたら、目標達成に向けて自分を律して行動を積み重ねること、問題を分析し改善策をみつけること、人の話をじっくり聞いて本質的なことを話せることがあると思います。

 

最後に③先にあげた内向型人間がもつ10個の強みから、私が持っているものは2,4,6だと思います。

 

ぜひあなたも自分の理想や好きな人、憧れの人をきっかけにして、あなただけの「強み」に気づいてくださいね。

むすびに

いかがでしょうか。

今回は内向的な人が自己肯定感を高めることで、ありのままの自分を大事にし、自信をもって生きていくための方法をご紹介しました。

 

自己肯定感を高めるには、「強み」にフォーカスするのが鍵

あなた独自の「強み」を自覚し、それを仕事やプライベート、人間関係で存分に活かしていただければと思います。

ぜひ一緒に前に進んでいきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

あなたが自分の特性を存分に活かして輝かれるよう願っています。

そのほかご質問や気になることがあれば、こちらのLINEからお気軽にご連絡ください。

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【参考書籍】内向的な人が「強み」を自覚し、「自己肯定感」の高まるオススメの本


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