こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。
最近太ってきたり、体型のくずれが気になってきたりすると、「そろそろ運動でも始めないとな」と思われませんか。
ぼくも食べ過ぎた翌日や、外食が続いたときなんかに、“食べた分を消費しなきゃ!”と思って、ガシガシ運動していた時期があります。
ですが、運動して2,3週間たっても体重に変化がないとあきらめてしまいます。
“やっぱり自分には無理だ”、“自分には向いていない”といって。
せっかく決意して運動を始めたのに、それはモッタイナイ。
実は、運動で痩せるのは、なかなか難しい。
体重を減らすなら食事を管理したほうがラク。
“それじゃ、運動しなくてもいいんだ!”と思われるかもしれません。
いやいや。
ダイエットするうえで運動は、カロリー消費以上のうれしい効果があります。
この運動による+αの効果をうまく活用することで、あなたのダイエットが加速します。
そこで今回は、運動しても痩せないワケと、ダイエットにおける運動の3つの効果をご紹介します。
ぜひ運動が心とカラダに与える影響について理解し、かろやかに理想のカラダづくりをしていきましょう♫
*この記事の要点はこちらのツイート↓
【ダイエットにおける運動の効果3つ】
✅食欲を抑えるホルモン(PYY)が多く分泌される
✅セロトニン分泌が高まり、ストレスが減る→やけ食いしなくなる
✅自律神経への刺激→内臓が働き、代謝のよいカラダを保つ
→適度な運動で自律神経が整い、代謝や食欲をコントロールするのがGOOD👍
— 大山ふみあき@健康でストレフリーな人生のつくり方 (@ThanksDailylife) November 23, 2020
運動では痩せない⁉
実は、運動で体重を落とすのはかなりハードなんです。
例えば、誰でも始めやすいウォーキング。
ウォーキングを30分間したときの消費エネルギーは、約80kcal。
30分間のジョギングだと約250kcal。
いくら強い決意があってもこれを毎日続けるのはしんどいですし、スケジュール的に難しいことも多いですよね。
ですので「運動で痩せる」と思って始めると、2,3週間たっても成果が出ないとあきらめてしまいます。
では、運動は必要ないかといえば、そんなことはありません!
運動は直接のカロリー消費以外にも、スマートなカラダをつくるためにとっても重要な効果があるんです!
ダイエットに運動が効果的な3つの理由
食欲を抑えるホルモンが多く分泌され、食べ過ぎを防げる
ウォーキングやストレッチなどの適度な運動をすると、腸管で「ペプチドYY」というホルモンが分泌されます。
ペプチドYYは、脳(視床下部)にある摂食中枢に働きかけ。
すると食欲が抑えられ、自然と食べる量を少なくすることができます。
肥満のひとを対象にした研究でも、ペプチドYYによって食事量が抑えられる効果が確認されています(参考)。
運動によって活性化したペプチドYYの効果は、運動後ちょっとではなくて、7時間も持続。
つまり食欲を抑えて、食べすぎないようにするには運動がベストなんです!
外出しづらい今なら、自宅でできるオンラインレッスンを取りいれるのもよいでしょう。
セロトニンの分泌が増えて、不安やストレスがやわらぐ
なにか心配ごとや不安なことがあっても、運動で一汗かくと気分がすっきりしていた経験がありませんか。
それは運動によって、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が高まっているから。
セロトニンは脳内の神経伝達物質で、心を落ちつかせ、不安やストレスから開放されます。
セロトニンが枯渇している「うつ」患者の治療にも運動が薦められるほど。
不安やストレスは、やけ食いや食べ過ぎをまねく原因です。
ストレスコントロールがダイエットに不可欠であり、運動はぴったりなんですね!
セロトニン分泌を高めるには、ウォーキングやサイクリングなど「リズミカルな運動」がより効果的。
「噛む」のもリズミカルな運動なので、よく噛んで食べることで満足感が高まり、食べ過ぎを防げます。
自律神経に刺激がはいり、代謝のよいカラダになる
脂肪を燃やす「代謝」や食欲は、自律神経によって調節されています。
自律神経は血管の広がりや内臓の働きを調節。
自律神経が活発に働くことで、食べたものが効率よくエネルギーとして使われていきます。
その反対に、自律神経の働きが弱ると、食べたものをエネルギーに換えるサイクルが滞ります。
エネルギーとして利用できなかった食べもの(糖質など)は、脂肪として蓄積。
なので、自然にスマートなカラダを維持していける「痩せ体質」をつくるには、“代謝のよい”状態にしておくのがポイントなんです!
そこで、自律神経による代謝のスイッチを入れるのにぴったりなのが「運動」。
カラダを動かすのに必要な酸素や栄養素を届けるために、筋肉や心肺に血液が多く集められます。
そこで自律神経が活性化!
代謝のサイクルがまわりだします。
自律神経への刺激を入れるには、運動に「メリハリ」をつけると尚効果的です。
自律神経は「変化」に反応します。
大股でさっさか進む「速歩き」と、「ゆっくり歩き」を交互に行って変化をつけるのが「インターバル運動」。
インターバル運動によって自律神経が活性化し、筋力や持久力も効率よく高まっていきます。
“あの電柱まで速歩きしよう”のように、自分なりの目印をつけて、歩くスピードを調節してみましょう。
むすびに
いかがでしょうか?
ダイエットにおける運動のうれしい効果を3つご紹介しました。
まとめるとこちら↓
- 食欲を抑えるホルモンが分泌され、食べ過ぎを防げる
- セロトニンの分泌が増えて、不安やストレスがやわらぐ
- 自律神経に刺激がはいり、代謝のよいカラダになる
これから運動を始めようと思っている、最近運動を始めたばかりという方は、ぜひこの効果を覚えていただき、継続へのモチベーションとしてください。
“忙しくて運動する時間なんてない!”と思われるかもしれません。
でも大丈夫。
ウォーキングや筋トレなどまとまった時間が作れなくても、ふだんの生活で「こまめに動く」のが大事!
よく立ち上がる、階段をつかう、こまめに動くことで、その度に自律神経に刺激が入り、代謝アップ。
忙しいあなたでも、ぜひ実践ください!
3つの効果を得るための運動は決してきついメニューや、長時間したりする必要はありません。
気持ちよくカラダを動かしながら、自然とスマートなカラダをつくっていきましょう♫