こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。
冬場になるとと、“ダルい、やる気が出ない”、“肩こりや頭痛がひどくなる”、“体調を崩しやすい”という悩みがありませんか?
また「冬太り」という言葉があるように、食欲が増して食べ過ぎてしまう方も多いです。
実は、そこに「脱水症状」が関わっています。
「脱水症状」と聞くと、「夏に注意するもの」と思われるでしょう。
でも冬こそ、脱水が体調やメンタルを崩す原因になるんです。
今回は、冬場に起こしやすい「脱水症状」の注意点と対策についてご紹介。
脱水症状を見落として心身を壊す前に、ぜひチェックしておいてください。
冬場こそ「脱水症状」に注意すべき3つの理由
【冬場こそ「脱水症状」に注意が必要な3つのワケ】
✅空気が乾燥し、皮ふや粘膜、息から水分が奪われる(不感蒸泄が増える)
✅のどの渇きを感じづらく、水を飲む回数が減る
✅お酒を飲む機会が増える
脱水により、やる気が出ない、肩こり腰痛、体調不良などを招きます⚠
冬こそ、水分補給を!
— 大山ふみあき@健康でストレフリーな人生のつくり方 (@ThanksDailylife) November 6, 2020
冬場には次のような理由で脱水症状をおこしやすくなります⏬
空気が乾燥し、皮ふや粘膜、はく息から水分が奪われる
冬場は空気が乾燥しているうえに、閉めきった室内で暖房をつかうと、ますます湿度が下がっていきます。
すると無自覚のうちに皮ふや、のどの粘膜、はく息などから失われる水分ー不感蒸泄(ふかんじょうせつ)ーが増加。
不感蒸泄は、おとなであれば常温安静時にも1日に約900ml(皮ふから約600ml,呼気から約300ml)程度なので、バカにできない量です。
のどの渇きを感じづらく、水を飲む回数が減る
またあまり汗をかかないので、のどの渇きを感じにくく、水分補給を意識しづらくなります。
コーヒーや紅茶、緑茶など「カフェイン」を多く含みものが好きな方も要注意。
カフェインのもつ利尿作用によってカラダの水分が抜けていきます。
お酒を飲む機会が増える
アルコールも同様に利尿作用によって、飲んだ量以上にカラダから水分が失われます。
飲みすぎて気分がわるくなるのも、脱水が一原因。
お酒を飲む機会が多くなる時期なので、とくに注意しましょう。
脱水症状のサイン
カラダの脱水症状が進むと次のようなサインが現れます⏬
- 手先やくちびるなどの皮ふがカサカサする
- 口の中がネバネバする
- ダルい、やる気が出ない
- 空腹を感じやすい
- 筋肉がこわばり、肩こり腰痛がきつい
- めまい、立ちくらみ(症状が進行している場合も)
とくにデスクワークや座っている時間の長い方で、肩こりや腰痛、頭痛もちの方は脱水による血行不良が原因。
カラダを動かさないことで血行が悪くなり、筋肉もこわばります。
飲水の回数が減ることで、さらに血液ドロドロに。
筋肉のコリや頭痛を招きます。
ダイエット中の方も、脱水症状はネックになります。
水分はカラダの生理機能を維持するために不可欠。
カラダが脱水だと感じれば、もっと水分を取り込もうと「食欲」が増して、食べ過ぎてしまうことに。
上記のようなサインが現れたときは、カラダはすでに脱水状態。
すみやかに水分を補給しましょう!
感染予防にも、のどやお部屋の乾燥は要注意!
かぜやインフルエンザをはじめ、冬場は感染症が流行します。
なぜならウイルスは冬の乾燥と低い気温の環境(温度16℃以下、湿度40%以下)を好み、感染力が強まるから。
のどの乾燥やお部屋の湿度低下は、ウイルスにとって猛威をふるう絶好の状況。
新型コロナウイルスの流行る最近では、温度・湿度の管理を徹底しましょう。
冬場の脱水症状対策は?
冬場に脱水による心身の不調をおこさないために、気をつけたい点がこちら⏬
こまめにお水を飲む
「こまめな水分補給」とは、“のどが渇いた”と感じる前に飲むのがポイント!
デスクの近くに水筒やボトルを用意しておいたり、1時間ごとに席を立ってお水を飲みにいくなどの工夫をしておくとよいでしょう。
保温機能付きでコンパクトなものも多いので、身近にあると重宝しますね。
水分補給する際には、お水やノンカフェインのお茶が最適です。
旬の野菜や果ものを積極的に食べる
水分補給は、食べものから摂る割合も大きいです。
旬の野菜や果もの(はくさい、ダイコン、小松菜、りんごなど)は、含まれる水分が豊富。
しかもカラダを温める効果もあるので、積極的に摂りたいですね!
アルコールやカフェインを摂るときは、同量のお水とセットで
「お酒一杯飲んだら、次はチェイサーを一杯」。
これがお酒を楽しみながら、カラダを気づかうポイントです。
お風呂あがりに飲む方は、まずお水を一杯飲んでからにしましょう。
お部屋の湿度を50〜60%に保つ
加湿器を上手につかって、お部屋の湿度を保ちましょう。
「寝室」の湿度は、睡眠の質に影響します。
湿度が50〜60%に保たれると熟睡しやすくなります。
最近人気の「超音波式」は、衛生面のお手入れはいりますが、安価でデザインもオシャレ。
霧状に噴出できる特性を利用してアロマがセットできるものも多いです。
デスクやソファまわりなど、リラックスしたいときにもどうぞ。
感染症予防に効果的な水分補給のポイント
なぜ水分補給が感染予防によいのか
人は鼻や口で呼吸することで、常に空気中の細菌やウイルスを吸い込んでいます。
ですが、たとえウイルスが口に入ったとしても、お水を飲んで食道から胃に入ってしまえば、強力な「胃酸」によりウイルスは死んでしまいます。
また鼻の奥からのど、気管支の表面には「線毛」という細い毛のようなものが生えています。
細菌やウイルスが侵入してくると、線毛がそれをキャッチし、カラダの外へ外へと排出(痰として出ていきます)。
線毛の表面は「粘液」で覆われていて、適度に潤っていることで線毛の働きがスムーズになります。
このように、こまめにお水を飲んで、のどを潤しておくことで、自己防衛機能が作動。
細菌やウイルスからの感染・発症を防ぎます。
感染予防に適切な水分補給のタイミング
細菌やウイルスはのどや鼻の粘膜に付着してから、最速で20分程度で体内に侵入してきます。
そのため15〜20分に1回、ゴクリと一口飲むのがおすすめ。
体内の水分が保持されると、線毛の働きが整い、スムーズに異物を外に出します。
緑茶カテキンには抗ウイルス・抗菌作用が認められています(健康長寿ネットより)。
むすびに
いかがでしょうか?
冬場こそ注意したい「脱水症状」と、その対策についてご紹介しました。
脱水症状は意外と見落としがちで、冬場の体調不良の原因として多いです。
ぜひこまめな水分補給とともに、食事や湿度調節などを心がけましょう。
のどやお部屋のうるおいを保つのは、「感染予防」としても効果があります。
イベントや行事も多くなる時期ですので、元気なこころとカラダで楽しみましょう♫
\↓【感染対策】まずは、お部屋の温度と湿度のチェックから↓/
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