こんにちは、ふみあき(@ThanksDailylife)です。
“魔女の一撃”ともいわれる、「ぎっくり腰」。
急激な痛みとともに、カラダを動かすことができず、日常生活にも支障をきたしてしまいます。
その場は薬や安静で痛みが治まったとしても、「くり返す痛みの恐怖」に悩まされる方が少なくありません。
そこで今回は、ぎっくり腰をくり返していて、“思いきりカラダを動かすのがこわい”という方へ向けて、その原因と予防法をご説明します。
「ぎっくり腰」とは?
ヒトの腰は、背骨が連なる「腰椎(ようつい)」と椎間板、その周囲を取り巻く靭帯や筋肉によって支えられています。
ぎっくり腰では、これらの組織が傷ついて炎症を起こしたり、まわりの神経を刺激したりして痛みを生じます。
通称「ぎっくり腰」は、正式には「急性腰痛症」。
その多くは、レントゲンなどの画像でも問題が見つからず、「非特異性腰痛(ひ とくいてき ようつう)」といわれます。
しかし画像上の問題が見つからなくても、関節や筋肉、靭帯などに微細なキズが入っているので、正しい対処が必要です。
「ぎっくり腰」になるのはどんなとき?
ぎっくり腰をおこしやすいのは、以下のような場面↓
- 中腰での作業が続いたとき
- 荷物を抱え上げようとしたとき
- くしゃみをしたとき
- 朝、ふとんから起き上がろうとしたとき
- 歯みがきしようと前かがみになったとき
- テーブルの前のものを取ろうとしたとき など
重いものを扱う肉体労働だけでなく、ふとした腰への負担でぎっくり腰をおこします。
では防ぎようがないかといえば、そうではありません。
ぎっくり腰を経験した方の話を聞くと、ほとんどの方が「前兆」があったと口にされます。
例えば、数日前から腰に違和感があった、急に仕事が忙しくなって睡眠をとれていなかった、生活リズムが変わった、強いストレスが続いていた…など。
こうした環境や生活リズムの変化、睡眠不足、過度なストレスによって、腰まわりの筋肉がこわばったり、自律神経のバランスが崩れて血行が悪くなったりしています。
ですのでぎっくり腰を予防するには、ふだんから自分のカラダの声に耳を傾けましょう。
ちょっとした異変があったときには、早めにカラダを休めたり、ストレスを解消したりするのがよいです。
ぎっくり腰の予防には、「胸椎ストレッチ」と「ストレスコントロール」を!
「胸椎ストレッチ」で背骨の柔軟性を改善
ぎっくり腰をくり返す人の特徴は、腰そのものよりもむしろ、「胸椎(きょうつい)」が固くなっていることにあります。
胸椎とは胸の後ろの背骨部分で、首と腰の間に位置。
胸椎が固く、動きづらいことで、カラダの曲げ伸ばしやひねる際に、腰に過剰な負担を強いることになります。
その負担の繰り返しにカラダが耐えられなくなり、ある日、急激な痛みを生じるのが「ぎっくり腰」。
つまり腰は真犯人ではなくて、「被害者」なんですね。
なので、ぎっくり腰を予防するには、日ごろから胸椎をやわらかく保ち、腰に負担をかけないカラダづくりが肝心!
胸椎を柔らかくするのに効果的なストレッチがこちら⏬
「キャット・エクササイズ」。
腰ではなくて、「背中(胸椎)から動き始める」のがポイント。
姿勢改善にも有効です。
ストレスコントロールも重要
強い緊張感や人間関係の悩み、多忙さといった「メンタルストレス」もぎっくり腰の一因。
メンタルストレスの高い状態が続くと自律神経のバランスが乱れて、血行が悪くなったり、筋肉がこわばったりします。
その結果、背中まわりが硬直して動きづらくなり、ぎっくり腰を起こすことに。
あなたにあったストレスコントロール法を日ごろから実践していただき、自律神経を整えておきましょう。
日光欲やリズミカルな運動で分泌される「幸せホルモン」セロトニンは、気持ちを落ちつかせ、清々しい気分に整えてくれます。
十分なタンパク質を含む食事をとるのが大事ですが、不足する分はサプリメントを活用するのもよいでしょう。
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ふだんの姿勢や動作、環境にも注意
腰痛の発症にはその他に、不自然な姿勢や動作、生活や仕事の環境なども影響します。
例えば、高さの合っていないデスクやイス、いつも同じ足の組み方、前かがみや同じ方を向く作業など。
とくに座り時間が長くなる方は、骨盤〜腰のサポートを使うと良い姿勢を保つことができるのでおすすめ。
ぼくもデスクワーク時に愛用しています↓
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ぎっくり腰予防のためにふだんの生活や仕事で注意すべきことは、こちらの動画をご覧ください↓
むすびに
いかがでしょうか。
くり返す「ぎっくり腰」の原因と予防法をご説明しました。
ぎっくり腰予防のカギは「胸椎をやわらかく」しておくことと、ストレスコントロール。
ぜひふだんの生活に取り入れていただき、毎日を気持ちよくお過ごしいただければ嬉しいです。
なお何度もぎっくり腰をくり返したり、足のしびれがあったりする場合には、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
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