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内向的なひとが成功できる方法|『ストレスを操るメンタル強化術(DaiGo)』【書評・感想】

こんにちは、大山ふみあき(@ThanksDailylife)です。

 

  • 内気な性格をどうにかしたい
  • 強いメンタルを手に入れたい
  • ストレスに打ち勝ちたい!

という方へ。

 

「ストレス」「失敗と挫折」「内向的な性格」
これまでネガティブなものとして捉えられてきたこの3つは、実はあなたの人生を充実させ、成功をつかむために、欠かせない要素なのです。

メンタルが弱い人だからこそできる人生で成功する方法があると、『ストレスを操る メンタル強化術(DaiGo著、KADOKAWA)』の著者はすすめています。

今回はとくに、第4章「内向的な自分の才能を開花させる」に着目。

「なかなか新しいことに挑戦できない」「人付き合いが苦手で、人の集まりから遠のいてしまう」「自己主張するのを遠慮してしまう」など、いわゆる「内向的」といわれる性格を引け目に感じていませんか?

 

ぼくもまさしく一緒です。

大勢のひとが参加する会や研修では黙っていますし、なかなか自己主張できなかったりします。

緊張する場面では毎回、ひざが震えます。

だからこそ、メンタル強化法やストレスコントロールの術を片っ端から学び、自ら試してきました。

 

内向的なあなただからこそできる、才能の活かし方があります。

それを一緒に実現してきましょう。

「内向的なひと」と「外向的なひと」の違いは?

そもそも、「内向的な性格」とはどんな状態なんでしょうか?

性格の内向的/外向的という違いの本質は、心理学的にいうと「外部の脅威に対してどう反応するか(反応性)」にあります。

発達心理学者ジェローム・ケーガンは次のようにいっています。

内向的な人は高反応であり、外向的な人は低反応である

 

いいかえれば、「内向的なひと」は外部の刺激にとても敏感なため、あまり未知なものに挑戦したり、無茶をしたりしない。

一方で「外向的なひと」は刺激に強く、ものごとに動じないので、いろいろなことにリスクをとってチャレンジしていきます

 

このような内向的なひと」と「外向的なひと」の性格は、「脳の使い方」に違いがあるといいます。

外向的なひとは、脳の「大脳辺縁系」が活発です。

大脳辺縁系は「本能」にかかわる部位で、「報酬」に反応。

そのため、「外的報酬(お金、賞賛、名誉など)」を求めて活発に行動していくのです。

外向的な人と内向的な人の脳の違い

一方、内向的なひとは、「扁桃体」や「前頭葉」が活発です。

扁桃体は「恐怖」にかかわる部位なので、リスクに対して慎重。

「意志、思考」にかかわる前頭葉の働きのおかげで、冷静な判断や自己コントロール(自制心)が効きやすくなります。

「内向的なひと」に向いている仕事

「内向的なひと」は、自分をコントロールしたり、冷静に判断したりするのが得意です。

そんな自分の内側に入っていきやすいひとに向いているのは、「考える作業」「クリエイティブな作業」

 

実際、このタイプにアーティストや科学者など、ひとりで考えることが仕事につながる人が多いです。

内向的な人の成功例として、世界一の投資家ウォーレン・バフェットが挙げられています。

なぜバフェットが大きな成功を手にすることができたのか?

外向的なトレーダーと比べて、彼のこんな性格・行動が要因だったようです↓

「○○社の株が上がった」「今、□□業界い勢いがある」といった情報=外部刺激を受けたときに、外向的なトレーダーや投資家は、すぐに反応します。
「チャンスを逃すな」というわけです。

しかしバフェットは、「本当にこの流れは続くのか」「バブルではないのか」ということを考え、じっくりと調べた上で行動します。
その結果、最適な意識決定ができているということなのです。
(102ページ)

 

いかがでしょうか。

こう聞くと、自分の内向的な性格を悲観せず、むしろ強みとして活かす方法を見つけたくありませんか!?

 

本書では、外向的な人比べた内向的な人の強みとして次の3つが挙げられています。

  • 自制心が強い
  • 発想力がある
  • 感性が豊かで、感受性が強い

これらの特性を活かして、知的作業やクリエイティブな活動において能力を発揮していきましょう

「内向的なひと」が成功するために大事な3つのポイント

自分の「ホーム」を整える

スイートスポットを探す

 

内向的のひとがもつ特徴のひとつとして、「感受性が強いために、まわり(環境や人物)の影響を受けやすい」

著者は次のように指摘しています。

外向的な人は、外部の刺激に対して鈍感です。
周りの影響をそれほど受けることなく、「己の道を進む」ことができるのです。

これに対して、内向的な人は、繊細で感受性が強いがゆえに周囲の影響を受けやすい。
ということは、「誰から影響を受けるのか」が重要です。
(103ページ)

そのため、まわりの影響を受けやすいと認識したうえで、適切なメンターや環境を選んでいくことが必要です。

つまり、自分に与える外部からの影響(人・環境・情報)を取捨選択するのです。

 

具体的には、友人や師匠・メンター。

勉強や作業する環境でいえば、ファミレスのような多くの人でガヤガヤした場所よりも、図書館などノイズが少なくて静かな場所を選ぶことがカギになります。

自分がもっとも集中したり、クリエイティブになれたりする環境(=スイート・スポット」)を探してみましょう。

「孤独な時間」を守る

ひとり集中する時間

バイオリンのソリストの将来性に関する研究(アンダース・エリクソン)や、芸術・科学・ビジネス・政治の分野で並外れた想像的な人物に関する研究(ミハイ・チクセントミハイ)より、才能を開花させた人物はひとりでする練習時間が多かったり、孤独な学生時代を送ってきたりした、ということが紹介されています。

ここから内向的な人が才能を発揮するための工夫があります。

才能がほしいのだったら、人は孤独に耐えなくてはいけません。

逆にいえば、1人の時間を耐えられる内向的な人は、才能を身に付ける可能性が高い、ということでもあります。(180ページより)

 

つまり、一人で練習や仕事に集中できる時間や環境を作って、ものごとに打ち込むことで成長し、成果を挙げられる。

内向的な人は生まれ持った特性によって、この過程に取り組みやすいというわけです。

逆に、「たまにはみんなと一緒に勉強しよう」とか「本ばかり読んでいないで、ひとと交流しよう」と考えると、かえって才能をのばしきれないのです。

そのためには、自分にとって大事なものごとを決め、それを妨げることがらに対しては「No」と言える力を身につけましょう

自分の軸となる「コア・パーソナル・プロジェクト」を見つける

とはいえ、内向的な人でも社交の場でうまく振る舞ったり、プロジェクトのメンバーと協同したりする場面もあるでしょう。

そのような内向的な人の外向性はどのように発揮されるのでしょうか。

たえとば、普段はあまりしゃべらない、内向的なオタクタイプの人なのに、あるときお酒の席でその人が没頭している趣味の話を振ったところ、朝までずっと誰よりもしゃべり続けたーそんな経験はないでしょうか。

これこそ、まさにコア・パーソナル・プロジェクトに従事しているときの姿なのです。(204ページ)

「コア・パーソナル・プロジェクト」とは、“ひとは特定の性格特性を持って生まれるが、自分にとって重要な事柄=コア・パーソナル・プロジェクトに従事するとき、その特性の枠を超えて振る舞うことができる”ということ。

「自由特性理論(ブライアン・リトル)」にある概念です。

つまり、あなたが全身全霊をかけて没頭できるような領域に関する活動であれば、生まれもった性格の枠を超えて行動できます

“内向的な人間であっても、本当に好きなことをしているときは、外向的になれる”のです。

逆に言えば、内向的な人にとって、自分のコア・パーソナル・プロジェクトを見つけて、そのことに没頭できるかが、自分の才能を開花させる、また外向性を発揮するカギとなりそうです。

本書を読んでの感想、実践したこと

それまでぼくは、積極的にひとと交流することに苦手意識をもっていました。

それでも「何か話しかけないといけないな」と思って、むりくり話したりしていました。

ただその後でドッと疲れます。

 

本書で「孤独な時間を守る」ことの大事さを知って、すごっくホッとしました。

堂々と、ひとりでコアパーソナルプロジェクトに没頭しよう!と思えました。

そのための、時間と場所を死守する。

 

ぼくの例でいえば、本を読むこと。

本から得たいい情報があれば、文章を書いて発信すること。

そこに没頭しようと決めました。

作業場も、ひとの動きや声が気にならないお気に入りのカフェを見つけました。

 

そんなふうに、「自分はこれをやる!没頭する!」というものを決めると、気持ちのザワザワした不安が消え去ります

「好きなことをやる」といえば、お金や時間、家庭など、いろんな制約が浮かんできます。

でも、自分が好きなこと、得意なことで成果をあげるのが、結局はオールオッケーになると思いますよ。

 

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結びに

本書はメンタルの弱い人に「メンタルを強くしろ」と迫るものではありません。

むしろ、一般にネガティブなマインドとして受け取られやすい「ストレス」「失敗と挫折」「内向的な性格」というリソースを活用することで、強いメンタルを手に入れられるんです

自分の性格特性を理解して、その能力を発揮しやすい分野で、集中しやすい環境を整え、没頭することが成果を上げるポイント。

 

内向的な性格の人は、失敗した際にも「なぜ間違ったのだろう」と考え込む傾向にあるので、間違った原因を追及し、その経験から学びを得るのにも秀でています。

生まれ持った性格を活かす、メンタルを強化するメソッドをご紹介しましたが、人間の心身は大きな変化に慣れていません。

リスクとならないような、日々の小さな変化を積み重ねることを意識すべきだと著者はいいます。

例えば「英語を身に付けたい」と思ったら、「書店に行って英会話の棚を眺める」ことから始めるのでも十分です。

ぜひあなたの生まれ持った特性を活かしてストレスと向き合い、パフォーマンスアップにお役立ていただければ。

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